ニュピ！！クタ(´□｀｡)
3月9日（水）
えー…
今日はニュピです…。
昨日書いたようにヒンドゥ教の正月にあたる日。
別名『静寂の日』（ネット情報）
火や電気を使わない。
外出をしない。
仕事をしない。
殺生をしない。
己を捨て静かに瞑想し、悪霊が去るのを待つ…。
まー早い話が家でじっとしとけという日です。
もちろん店も開いておらず人もいないのでバイクやクラクションの音も聞こえません。
マジで鳥の鳴き声ぐらいしかBGMはなく、まるでどこか山の奥にでもいるかのようです。
時には多忙な日々の喧騒を忘れ、自分を見つめ直すまたとない貴重な一日…。
…
ヒマです。
毎日が日々の喧騒を忘れまくっている僕からすればただただ外へ出られず飯を食えない窮屈な一日でしかありません…。
そして昨日食料を買うのを忘れたためご飯がありません…。
ウェハースが貴重な栄養の供給源です。
正直昨日の晩になるまでは、そうは言ってもコンビニぐらいは開いてるんやろ？
などとナメくさっておりましたが敬虔な宗教感というのを初めて思い知りました…。
空が眩しい…。
腹減った…。
昨日友達にニュピの感想を聞かせてと言われました。
まだ昼前ですが数時間後に書くであろう感想は目に見えております。
こんな何もない一日は数ある過去のネタ話から何か引っ張り出してきて披露しようかとも思いましたがとてつもなくめんどくさいのでやめておきます。
中だるみの激しい受講中の大学生のようにiPhoneをいじくりながら邪念まみれでタバコを吸っていると、相当ひもじそうな顔をしていたのか、2つ横の部屋に寝泊りしているイギリス人（カー）とスペイン人（メルセデス）の夫婦（カーとメルセデス＝ベンツ夫妻）が食事に誘ってくれました。
彼らは非常にわかり易い英語でゆっくりしゃべってくれるためそこそこ会話が弾みます。
「そういえば俺たちはよくバリに来るんだけど、2年ほど前に今のお前の部屋に泊まってた日本人が浜辺で歌ってたぞ。」
それゾロくんですやん！！
慌ててベンツ夫妻の写真を撮りゾロくんに送ると、どうやら彼も覚えていたようでした。
ステキなつながりですな。
夕方にもう一度メルセデスが食事に誘ってくれたのでなんとか後はウェハースでがんばれそうです。
ありがとう♪ヽ(´▽｀)/
8時を過ぎると太陽も沈み、見上げれば満点の星空。
嬉々としてカメラを構えましたが何も写りません…。
ケアンズでサイバーショットを盗んだ犯人の肛門をアロンアルファでガチガチに固めてやりたいです。
9時を過ぎると部屋の電気も消すように言われ、もはやiPhoneのライトなしでは何も見えません。
そしてなぜか横の家からかなりハイレベルな排泄物の臭いが漂ってきて、扉上部の網戸をすり抜けて部屋の空気を汚染していきます。
苦し紛れに蚊取り線香を炊いてみると、たくあんの臭いに変わりました。
どういった化学変化なのでしょうか？
それにしても暗い…。
何も聞こえません…。
今試しにパソコンを閉じて、延長コードを抜いてみました。
部屋の中です。
部屋の外です。
清々しいほど不気味です。
今日はなんかスミマセンほんと…。
恐らく今後ニュピを経験することはないでしょう…。
それと予定していた町並みの綺麗なウブドへは行かないことになりました。
理由は移動するのがめんどくさいからです。
世界一周中のみなさんの情熱溢れるエネルギー源はいったい何なのでしょうか？
ウブドの町並みは諦めてもうジャワ島に上陸しようと企んでいます。
しかしジャワ島の都市、ジョグジャカルタには世界遺産が二つほどあるみたいですが、正直1ミリも食指が動きません。
入場料で3000円近く取られると聞いて尚更尻込みしております。
でもきっと行くでしょう。
理由はなんとなくです。
ただそんな感じなので気分次第では世界遺産を素通りする可能性も捨てきれません。
もし手前のスラバヤで稼ぐことができたらもはやジョグジャカルタにすら行かないかもしれませんな…。
…
自由ってステキ。
明日出発と決めたのにバス停の場所すら調べていないこのズボラな性格に心底嫌気が差しておりますが、そろそろ楔を打ち込まないと居心地の良いクタにこのまま沈没してしまいそうな予感を隠し切れません。
さっそく明日の朝バス停を調べることにして、今日はばいきんぐのコントでも見て寝ることにします。
なんかスミマセンほんと…。
それではみなさんおやすみなさい…。
↓を押すと、いきなり文体を変えてみようと思った不思議なテンションの今日の僕に竜巻旋風脚。
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