ホンマにイケんのけ?世界一周♪ヽ(´▽`)/

ギャンブル大好き42歳 with ギタ~♪

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サイクリングエレジーの巻!!フエ♪ヽ(´▽`)/

      2021/10/18

2008年3月23日(日)

 

中学2年のある雨の日、友人数人と大きなショッピングモール内にあるゲームセンターで遊んでいました。

映画館等も設備されているなかなか大きめの商業施設だったのでゲームセンターのゲームの種類も豊富。

ゲーム機も最新のものが多く、このゲームセンターで遊ぶのは密かな楽しみの一つでした。

 

その日も僕は友人達と当時流行り始めていた新作のストリートファイターⅡに夢中になっていたりしましたが、そろそろ帰ろうかという時にゲーセンの定番であるパンチングマシーンの人気機種を発見してしまったのです。

 

その名も『ソニックブラストマン』。

 

これですね。

 

ご存知の方もいるかと思いますが、レベルによって強さが違う悪漢や怪獣などを3回殴って敵の体力をゼロにすればクリアという単純明快なゲームです。

「私のパンチを受けてみろ!」の名台詞を合図にせり上がってくる的の棒の中心目がけてパンチを繰り出し、表示されたパンチ力に一喜一憂するという厨二病全開の人気機種でしたな。

 

男というのはなぜかパンチ力を競いたがる不思議な生物で、当然イキりたおしていた13歳の僕もこのソニックブラストマンを見た瞬間にハイスコアに名前を刻んでやろうという野心が湧きあがるのであります。

 

みんなで挑戦することにしてトップバッターは僕。

小学生の頃から腕力と運動神経だけは自信があったのでみんなの度肝を抜いてやろうと備え付けのグローブを嵌め、グローブに取り付けられている盗難防止のロープの長さギリギリまで下がり、勢い良く助走をつけて渾身の右ストレートを叩き込…

 

 

 

んだつもりが、先述したようにその日は雨。

どうやら床が濡れていたようですな…

 

助走の勢いのまま的の手前で床の水ですべってバランスを崩し、繰り出したパンチは的をちょっとかすめ、とんでもない速度で的の横にあるカバーの部分にメガヒット。

 

 

 

 

 

 

親指の骨が折れました。(6度目の骨折、右手の親指は4回目)

 

カルシウム不足かな?

 

そんな牛乳な今日の1曲♪

 

『Hands』 m-flo

 

昔から好きです♪ヽ(´▽`)/

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

今日は久しぶりにゆっくりめに起きて飲み物を買いにロビーに行くとヨシアキくんという東京シティーボーイ(22)と出会う。

友達と一緒に中国まで来てそっからはバラバラに行動しているらしい。

なかなか楽しそうなコだったので晩にまた話そうという事になり、ウィンさんの待つ交差点へ向かう。

 

ウィンさんが連れてってくれたのは、フエに来た時から気になっていた明らかに高級そうな中国の城のような建物…

 

夜の写真やけど。

 

 

どうやらレストランが密集している建物らしく、その中にある日本食の店に入る。

やたらと高級感丸出しなので値段が心配だと伝えると、

「金の心配はするな!会社の経費で落とせる!」

と言ってウィンさんが出してくれた。

マジか、ありがとう!

 

2週間ぶりに食べる日本食。

高級そうなメニューに載っていたウマそうなカツ丼を注文する。

 

すでにラグジュアリー…

美味しそう!! いただきます!!

 

 

 

カツ丼は予想外の微妙な味だったが俺を気遣って日本食にしてくれたのであろうウィンさんに申し訳がないので勢い良く平らげた。

 

食事中いろいろ話をし、これからドコへ向かうのか聞かれたので首都ハノイまで行こうと思ってる事を告げると、

「俺も明日ハノイ行くんだよ~」

と言い、ウィンさんは勤務先の航空会社から支給されるサービスチケット(フライト時間6時間以内の飛行機なら無料で乗れる魔法のチケットらしい)を15枚所有しているので旅費はかからないという事を教えてくれた。

そんなんあるんや…

スゲーな航空会社…

 

スゲースゲーと喚いていると、

「今回は8枚しか使わないから明日一緒に行くならアナタの分もこのチケットで払ってあげるよ!」

と言いだした。

 

え!

マジ!?

えーの!??

 

「使わなかったらどうせ捨てるチケットだから気にするな!」

 

とのこと…

ワンダフル♪ヽ(´▽`)/

ありがとーーーーー!!!!!

 

そんな神からの申し入れを受け取りテンションマックス。

夕方にチケットのブッキングをするらしいので6時に約束して一旦別れる。

こんなことあるねんな…

 

かなり浮ついた気分で街へ繰り出す。

今日は旧市街見物の予定だったが、近場なので後回しにしてグエン朝の王宮と帝廟という所に先に行ってみる事にした。

歩いて行くにはけっこうな距離らしいが、自転車ならそんなに遠くないみたいなので近所のチャリ屋でチャリンコを借りる。

 

幸い曇り空なのでそんなに暑くなく、のんびりした風景を見ながら爽快にチャリを走らせる。

えー気分すなー!

 

しかし最初のほうは異国の地で風になってるとかイキり倒しててえー感じではあったが地味に遠い…

かなり走ったがいっこうに到着する気配はなく、こんなことなら先に旧市街探索に行っとけばよかったかなと思い始めた時

「ヘーイ、どこ行くんだい?」

と女の人の声が聞こえた。

振り返るとバイクに乗ったオバチャンがニコニコしながらこっちを見ている。

 

行き先を告げるとオバチャンは

「あんた、そこならワタシんちから近いよ~、フォロミー!」

と言い出し、チャリのケツをバイクで押してくれた。

スッゲー楽!

 

オバチャンはダンさんという名で子供が5人もいるらしい。

いろいろつたない英語で会話しながら走ること10分、ようやくダンさんの家に到着。

家には長女と一番下の弟がいてちょこっとだけ自己紹介をする。

ダンさんはわざわざ着替えて出てきて帝廟までバイクで乗せてってくれるらしい。

ダンさんの家から帝廟はホンマに近く、2分ぐらいで帝廟に到着。

 

彼女は

「あんたが出てくるのをここで待っててあげる。」

と言い残し、近所の屋台のオバチャンとおしゃべりを始めた。

えらい親切やな。

 

さぁ観光しよかとさっそく帝廟に入るが、特に何もない…

おまけに人気もない…

そもそもそない興味もなかったし…

 

観光の欧米人の家族とベトナム人夫婦がいただけで、ほぼ無人の敷地内には寺とあまりありがたそうでもない石像が数体存在するだけだった…

再度こんなことなら旧市街にしとけばよかったと後悔したがまーしょうがない。

 

入り口。

中にいた犬。

外の川。 写真この3枚しかなかったわ…

 

 

ぐるぐる歩き回り、ちょっとだけ動画を撮って入り口まで戻ってくる。

ひーこら自転車漕いできたのに10分で終わった…

 

若干シケつつ入り口へ向かうとダンさんは

「今から昼飯だから一緒に食って行きなよ。」

とご飯に誘ってくれた!

めちゃくちゃ親切やな!!

 

戻りもバイクのケツに乗せてもらいダンさんの家に到着。

先ほどと同じく長女(20)と末っ子(10)が庭にいたのですぐに仲良くなり言葉は全然分からなかったが一緒に踊ったりして遊ぶ!

 

ダンさんは飯の用意をするために家の中に入っていったが、代わりに次女(17)と三女(15)が出てきてみんなで誰が一番変な顔をできるか競ったりして笑い転げていた。

長男(12)も出てきてすごく賑やかになる。

この兄弟はホンマちょっとしたことで笑いまくるので庭はスゲー騒ぎになっていた。

 

長男。

次女。

三女。 末っ子の写真なかった。

 

 

みんなすごくカワイくてとてもフレンドリーだったが、長女はひたすら

「私の写真を撮ってくれ!」

と言い続け、デジカメで何枚も写真を撮らされた。

 

どうやら背景を決めモデルのようにポーズを取り一人で写真に写るのが好きらしく、長男が一緒に写ろうとしたら

「*#&%☆ーーッ!!!」

と怒りをぶちまけ長男を泣かしてしまったりしていた…

こえーわ。

 

ふと思いつき、ギャグで持ってきていたBBクイーンズの近藤房之助のような丸いサングラスを長女に渡すと、長女はそれを鼻の上にひっかけすごくシリアスな表情でポーズを決めて、「早く撮れ」と催促してきた…

 

不思議な写真ができあがり、あまりのアンバランスさに笑いをこらえていると、長女はえらく気に入ったようで、サングラスをくれ!と必死な表情で訴えてきたのであげた。

どんな場面で装着するねんな…

 

 

長女。 そのサングラス今後の人生で装着することあんのか?

この直後にブチギレる長女。

指が写っててブチギレる長女。

上着を取りにいく長女。

バイクを引っ張り出してくる長女。

 

 

その間何度も他の4人が写真に写ろうとしたが、長女の激しい威嚇により皆あきらめてしまった…

全くもってキレる意味が分からんが…

結局長女の自分しか写っていない写真を30枚以上も撮らされる…

おまけにこの写真を明日現像してここまで持って来てくれと言われる…

 

いやそれはちょっと…

しかし長女がしつこく食い下がってきたので承知したフリをしてやり過ごす。

 

そうこうしているうちにダンさんが焼きソバみたいなのとフルーツを持ってきてくれたのでみんなで食べる。

めっちゃ美味しくて勢いよくガッツくと末っ子も笑顔で張り合ってきたり、三女の必殺の変顔で皆で大爆笑したりした。

チャリで遠出したわりにショボい帝廟やったなー…

と思ってたけど意外なところでこんなスゲー楽しい時間を過ごせるとは!

やっぱ出会いというのは何より大切ですな!

 

幸せ気分が最高潮に達したところで時計を見ると5時半…

ウィンさんとの約束は6時。

ヤバイ!!

来る時けっこう時間かかったのでダッシュで戻らなアカン!!

 

慌ててダンさんに理由を告げ深くお礼を言い、子供達にもサヨナラをして帰ろうとするとダンさんが

「ちょっと待って!待って~!」

と引き止めてくる。

 

あ~名残惜しいな~、ホンマいい家族やったな~!

もーちょい遊びたかったな!

と思い苦笑いで振り返ると、ダンさんはものすごい笑顔で右手を差し出し、

 

 

 

 

 

 

「50ドル」

 

 

 

 

おぉ…

マジか…

 

 

 

確かになにかしらお礼はしたほうが良かったかもしれないが…

商売目的なんやったら先に言ってほしかった…

 

ほんで50ドルて…

ニャチャンのリンさんが提示してきたステキな一夜より高いやん…

今日の宿4ドルやし…

カツ丼10ドルやし…

 

あっけに取られている俺に向かってダンさんは勢いよくしゃべり続ける。

どうやら長女が大学に通っているので学費の足しにしたいらしい…

ダンさんと長女からは笑顔が消え、

 

「ワタシは今日アンタに親切にしてやっただろ?バイクに乗せてやったしご飯も食べさせてあげた!」

「アンタ日本人なんだから50ドルぐらいどってことないでしょ?」(とてもわかりやすいカタカナ英語)

 

と死の宣告…

 

すごい勢いでテンションが下がり出し、消え入りそうな声でかろうじて

「ソーリー、ノーマネー…」

と搾り出す…

 

するとダンさんは

「そんなはずないじゃない!旅行してるんならお金持ってるでしょ!」

とキツい口調に変わる…

 

おぉ…

キレ出したで…

 

そう言いたい理屈は分かるがそないゴージャスな旅行とちゃうねんぞ…

勘違いした俺が悪いんかもしれんけど…

「家で飯食べていきなよ。」

と言われて

「お金持ってないので遠慮します。」

 

とか言うのか…

 

言うんかな…?

 

親切心と勘違いした俺のミスか?

 

まーたしかにお世話にはなったのでいくらかは払うべきやな…

でも50ドルは強気すぎやろ…

 

しかも長女は

「50ドルと今日撮った私の写真もよ!」

と繰り返す…

 

この流れで俺が明日写真持ってくるわけないやろ。

現実見ろや…

 

何も知らない下の4人は変顔で笑わせにきたり俺の周りを走り回ったりしている。

とてもカワイイが目の前の修羅2人が怒号とともに4人を追い払う…

こえーわ…

 

「50ドル!!」

「写真!!」

 

 

おぉ…

キツいなー…

いくら言われようがそもそも50ドルも財布に入れていないので払えるワケもなく、ポケットに入っていた5ドルを渡し席を立つ。

 

ダンさんはあからさまに不服そうな顔をしていたが無視。

一応お礼を言って自転車へまたがる。

下の4人に笑顔で別れを告げ足早に立ち去ろうとすると、長女が走って追いかけてきて

 

 

 

写真!

 

 

 

 

やかましわ。

 

15分前のほんわかした気持ちを返してくれ…

 

この時がピーク。

 

 

どうにもモヤモヤした心は晴れないが、今はそれどころではない。

時刻は5時45分…

けっこう時間をくってしまった…

ウィンさんの連絡先を聞いていなかったので万一遅れてしまうと再会する手立てがない!

 

高校の時以来の立ち漕ぎで、ふくらはぎの血管がちぎれるほどぶっ飛ばす!

 

フエののんびりした街並みを弾丸のように通り抜け、やっとの思いで待ち合わせの交差点に到着した時には6時を回っており、ウィンさんの姿はなかった…

せめて宿泊先ぐらい聞いておけばよかった…

 

 

と途方に暮れていると、目の前のホテルのバーから

「オ~イ!」

とウィンさん登場。

どうやら目の前のホテルに宿泊しているらしく、ちゃんと待っていてくれた!

 

ありがたすぎんぞ…

 

そして明日の飛行機のチケットをブッキングすると言ってウィンさんの部屋に向かう。

ウィンさんの部屋は一泊30ドルの高級な部屋でめちゃくちゃ広くてキレイ…

プレステ2が置いてあり、ソフトもいっぱいあった。

完全にエレガントなスーパールームに圧倒されつつ航空会社へ連絡。

 

ところがウィンさんはなぜか

「さーチケットを取って。」

と電話を俺に渡してくる。

受け付けの女性はもちろん英語。

何を言っているのかさっぱりわからない…

てかウィンさん俺が英語しゃべられへんの知ってんのになんでや?

 

結局途中で変わってもらってチケットの予約を済ます。

なんやったんやろ…

 

ウィンさんは

「今日はここに泊まってけよ!」

と言ってくれたが荷物もあるし宿に戻ることに。

ロビーにいくとヨシアキくんがいたので話しかけるとえらい盛り上がりかなり長時間話し込む!

ここまでの旅で踊ったビデオを見せるとすごく喜んでいた!

 

途中からiPodに曲を入れる作業に2人で熱中し、気が付くと夜中の1時。

けっこう疲れたがかなり楽しかった!

互いの旅の無事を祈りつつ別れ、明日は5時起きのためすぐさま眠りに就く。

 

さー明日は首都ハノイやなー。

ホーチミンのように賑やかな街なんやろな。

 

しかも飛行機でさらに無料!

神かよウィン・ペレス…

 

 

 

 

昼間の件を考えると後が怖いな…

明日ちゃんと聞いとこ…

 

現在地

ベトナム フエ

ビンジュエンホテル

 

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