このままラオス行くわの巻!!ハノイ♪ヽ(´▽`)/
2021/11/02
2008年4月8日(火)
営業マン時代、社用車を4台破壊して社長から「クラッシャー」とあだ名を付けられていた僕は、ある日社長の通勤用の車兼社用車である『1号車』で営業に出ておりました。
車通りが多い国道を走っている時になぜか突然エンジンが停止します…
え…
なんで??
停まる寸前にハンドルを切って路肩に寄せ、再度エンジンをかけるべくキーを捻ってみるもエンジンはかからず、調べてみるとどうやらバッテリーがあがっているっぽいのです…
いやいや、バッテリーって走行中に充電するハズなのになんで逆にあがるねん…
エアコンはもちろんライトすら点けてないのに!!
意味分からん…
まーそれでもエンジン自体が故障するよりは全然マシなので、とりあえずブースターケーブルを繋いでエンジンをかけよう!
ということで協力してくれる車を探そうと外に出ると、ちょうどのタイミングでパトカーが通りかかりました。
呼び止めて事情を説明し協力を求めたところ警察官は快く引き受けてくれたので早速ブースターケーブルを繋ぎます。
警察官の1人がパトカーのエンジンをかけ、そのタイミングで外にいたもう1人が僕に「エンジンかけて!」と合図を送ってくれたのを確認し、1号車のエンジンをオンに!!
バッテリーが爆発しました。
なんでやねん。
そんな唖然な今日の1曲♪
『Get Wild』 TM NETWORK
もはや説明するまでもない名曲ですな♪ヽ(´▽`)/
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あやうく寝坊しそうになりながらも6時起床。
まとめてあった荷物を抱えバス停へと向かう。
すると右手のほうからなにやら声が…
「ハッ!」
「シェア!」
もしやと思いチラリと見ると、昨日のオッサン2人がバトミントンをしていた…
ウソやろ…
まさか徹夜で…
なんてことはないやろうけど今平日の朝6時過ぎやぞ…
そないオモロイかバトミントン…
やっぱスゲーな中国…
などと感心しつつターミナル到着。
8時半のバスでここから中国とベトナムの国境である『友誼関』というところまで約3時間半。
この辺までくると、今まではまったく見なかった欧米人の乗客などもチラホラでてくる。
国境までの道はかなりキレイで快適。
あっという間に友誼関に到着し、出国手続きをする。
中国側のイミグレはかなりキレイで出国手続きも10分程度とかなりスムーズ。
ゲートのところに快適さを評価するための3段階のニコちゃんマーク?のボタンが設置してあった。
わざわざこんなボタンを設置する目的はサービスの向上のため意外考えられないが、スタッフはそんな意気込みは微塵も感じられないほど無愛想だった…
誰が一番上のニコちゃんボタン押すねん。
次はベトナムの入国審査。
そういえばこの旅の最初の頃はイミグレの書類の書き方がわからずに横の人のをチラ見しながら書き込んでいたが、だんだんと慣れてきてけっこうテキトーでもいけることを学んだ。
そうでなくてもベトナムの入国審査はなかなかいい加減で、手続きは一瞬で終わる。(10秒ぐらい)
スタッフのやる気のなさは折り紙つき。
そんな感じで無事国境を通過し、バスはハノイへ向けてひた走る。
しかしホンマ移動ばっかりでストレスが溜まるが、完全に自業自得なので深呼吸して悟りを開く。
移動の時間帯の選び方って大事やな…
国境から4時間ぐらい走り、4時過ぎにバスはようやくハノイのどこかに到着。
ラオスまでのチケットはハロン湾のチケットをとったAPTで入手しようと考え、ホアンキエム湖を探す。
てかここどこやろ…
とりあえず現在地を確かめようと近くにいたタクシーのオッサンに声をかける。
何を言っているのか全然分からなかったがとにかく中心部ということだけは確認できた。
面倒くさいのでこのままオッサンのタクシーで行こうと思い料金を尋ねると
「30万ドン(約2000円)」
出たよ。
すぐふっかける…
毎回毎回一々ボッタくろうとしてくるのが心底ウザい…
値段の交渉をするのも疲れるわ…
イラついてきたのでもうオッサンは無視して別のタクシーを探そうと歩き出した瞬間、オッサンは慌てて追いかけてきて
「OK、3万ドン」
値引き過ぎ。
ほんで最初に10倍の値段とかふっかけ過ぎ…
限度を考えろ…
恐らく地元の人達には正規の料金を提示しているハズ。
外国人相手に値段を吊り上げるのは小遣い稼ぎやろ?
そしたらこうやって毎回面倒くさいやりとりをするよりも、正規の料金でちゃんと接客して名詞でも作って渡して
「他のタクシーはどうか知らんけど俺は絶対ボッタくったりしない。なのでもし今度ハノイに来る事があったらいつでも電話してくれ。」
とでも毎回言っておけば最初は苦労するかもしれないが後々撒いた種が花を咲かせる事も考えられるし、客とのトラブルも少なくて済んでトータルで考えると色々メリットがありそうやんけ…
この先もこの商売で生計を立てるんなら目の前の利益ばっかり追求すんな…
もっと先を見ろ…
頼むから毎回イライラさせんといてくれや…
などと心の中で毒づく。
しかし全く悪びれた様子もなくニコニコ笑っているオッサンを見ているともうどうでもよくなり3万ドンで乗車。
ちなみに10分で到着。
まーそうやろな。
ホアンキエムに到着しAPTを目指す。
歩いて5分なのですぐに店に到着。
ラオス行きのチケットの時間を見ると今夜8時か明日10時…
どないしょ…
昨日から移動ばっかりやから一泊しよかな…
でも時間も金もそんなにないしな…
…
行くか!!
ということで一気に今夜のバスでラオスまで行くことにした。
ちなみに20時間かかるらしい…
おぉ…
キツ…
魔王に立ち向かう勇者のような心境でチケットを購入。
集合時間はなぜか5時半…
出発8時やんな…
現在5時前…
すぐやん…
慌てて両替所で持っていた元を両替し飲み物を買っておく。
集合場所のバス停まで行くと、やはり人数は少なく自分を含め7人しかいない。
ふと見ると色黒で分かりにくかったが日本人がいた。
彼はケンタくんという名で27歳肥後もっこす(熊本の頑固者という意味?)らしい。
すぐに仲良くなり、心強い長旅の友となる。
しばらくすると例のハイエースが到着し、長距離のバス停まで乗せて行ってくれる。
なるほど、そしたらそのバス停にはもうちょっと人がおるんかもしれんな…
と思っていたらやっぱり7人だけだった。
国境行きのバスに乗り換えたのが6時過ぎ。
出発は8時…
無駄に車内で1時間半を過ごしようやく出発。
何で5時半集合やったんや…
まーえーわ。
ということでついに今回の旅で最長のバス移動がスタート!
そして久しぶりのベトナムは鬼のような暑さ!
おまけにバスは冷房が壊れているらしく、車内の空気は外の1.5倍ぐらい重くてベットベト…
今が夜ということと、人が少なすぎて座席を2つ分使って眠れるということが数少ないラッキーポイント。
ただ強烈に蒸し暑いことには変わりなく、皆汗だくになっている…
これで20時間はキツいな…
クソ暑いバス。
途中に寄った休憩場所で最後のフォーをいただく。
スダチを絞ったフォーはやはり最高!
ラストオブフォー。
食堂。
その後しばらくケンタくんと話をしていたが少し眠たくなったので目を閉じた。
充電溜めしておいたiPodを脳みそが爆発しそうなぐらいの爆音で流していたにもかかわらず、いつの間にか眠ってしまったらしい。
目覚めると国境付近の小さな村に停まっていて、どうやらイミグレが開くまでこの村で待機するようだ。
しかしイミグレが開くのは6時。
今は3時…
8時出発の意味!!
効率悪過ぎるやろ…笑
人のこと言えんけど。
暑かったので外に出てみると街灯はほとんどなく、めちゃくちゃ真っ暗。
時間も遅いので人っ子一人おらず、恐ろしく静かな空間に虫の鳴き声だけが響いていた…
現在地
ベトナム
国境付近のバスの中
↓を押すと、社長に報告すると「またやったか!」と呆れられた記憶。
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