マジかよ!!ウラデューラ…Σ(-∀-;)
2016/01/19
1月8日(金)
さっむ!!!!!!
ムリ!!!!
やはり夜中の風は冷たく、通りに設置されているベンチなので風が直に吹き付けてきて寝袋でもキビしい!!
時刻は4時半…。
強引に二度寝するが、中途半端なまどろみのまま6時に清掃業者の掃除の音で起きる。
寒い…。
全く動く気にならん…。
しばらく縮こまったまま動けず、7時過ぎにようやく活動開始。
トイレに行くと清掃のオッチャンがいて話しかけてきた。
事情を把握したオッチャンは
「そこのバス停からメルボルン行きのバスが出てるぞ!着いて来い!!」
と言ってバス停まで連れて行ってくれた!!
ありがとうオッチャン♪ヽ(´▽`)/
でも俺ヒッチハイク♪ヽ(´▽`)/
バス停の風除け付きベンチに座り食パンとリンゴで朝飯を食べ、
しまった、ここで寝たらよかったとか後悔しながらハイウェイへ向けて出発!!
メルボルンまでの道は遠い…。
恐らくあと900km近くあるため、シドニーの時のような幸運でもない限り、
最低でも3日ぐらいはかかる…。
途中でのバスキングやブログの更新、ヒッチハイクの待機時間などを考慮するとさらに必要日数は増えそう…。
おまけに大陸の右下の方からメルボルンまでは主だった町がほとんどなく、一発で200kmオーバーの距離ばかり…。
うぉぉ…
恐ろしいぜ…
そう考えると昨日の夜に今日書くハズだった下書きを8割がた済ませてしまっていたのはファインプレー♪
今日は朝一からヒッチハイクにチャレンジできる!!!
さっそくハイウェイ沿いを歩き、路肩がある道を探す。
…
…
全然ない…
マジかい…
しかも…
坂デカいねん!!!
これ越えて路肩なかったらけっこうアウト…
…
あった!!!!
ここしかないというポイント発見♪
今日のひとまずの目的地はウラデュラ(Ulladulla)という所!!!
あわよくばその次の町、ナローマ(Narooma)まで行けたら儲けもの!!
これでたぶん150km程の行程のハズ。
よし!!
やるぜ!!!!
1時間後…
なかなか成功せず、今日も3時間コースかなと思った時にようやく一台の車が停まり
「よう!グダイマイ!!!乗れよ!!!!」
センキューアラン!!!!!!♪ヽ(´▽`)/
スキンヘッドにイカつい顔をしたアラン…。
見かけによらずスゲーしゃべる。
同い年ということもあり、いきなりの親近感♪
「どっから来たんだ???ケアンズ??ヒッチハイクで???
頭おかしいんじゃないのか??」
「家族はいるのか???独身??早く結婚しろよ!!!仕事は何やってたんだ???」
怒涛のようにしゃべる!!
徐々に会話が下ネタに…
「俺は結婚してるけどセックスフレンドがたくさんいるんだ!!いつもグループセックスを楽しんでるぜ!!!」
ほう…
それはまた豪勢な話ですな!!!
「だろ!!??お前もオーストラリアで楽しめよ!!!」
「ところでいつもどこに泊まってんだ??ホテルか??」
ベンチで寝てるよ、と答える。
「おいおいおいおい、先に言えよ!!!俺の家がこの近くだからシャワーでも浴びて行くか??」
うぉ!!!
マジか!!!!!
よっしゃぁーーーー!!!
密かにレオくん達のバッパーからシャワー浴びてなかったし、
南の方に来てから気温が低いからなかなか体洗えるチャンスなくて困っとってん!!!
「遠慮すんなよ!!ゆっくりしてっていいぞ!!!」
ありがとぉぉぉーーーーっっ!!!!!!!!
「で、シャワーから出たら俺がお前のチ○コを咥えてやる!!」
ありが… えっ!!!!?????
「だからシャワーが終わったら俺がチン○をしゃぶってやるよ♪」
え???
は???
ヒザを触ってくるアラン…
「その後一発どうだ?」
…
まーーーーじーーーーーーかーーーーーーーー!!!!!!!!!!?????????
笑いながら言ってるけど目が笑ってねえぇぇぇぇぇーーーーーーー!!!!!!!!!!
ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ!!!!!!!!!!!!!!!!
ホンマゴメン!!!!
ムリやわ!!!!!
「なんで?」
なんでもクソもあるか!!!!
俺は女が好きなんじゃぁーーー!!!!
「俺もだ!!!!」
やかましっ!!!!!
お前は『女・も』やろぉぉーーーー!!!!!!
だからゴメン!!!
ムリやから!!!!!
「なんで??」
だーーーかーーーーらーーーーー!!!!
俺はゲイじゃねぇぇーーーーー!!!
「俺はゲイだ!!!!」
知ってるっ!!!!!!!
ヤバイ!!!
リアルハードゲイ降臨!!!!!
「俺は車に乗せてやっただろ!!!」
ヒッチハイクの見返りがデカ過ぎるわ!!!!
うおぉぉ…
今すぐ飛び降りたい!!!!
ヤバイ!!!
ほんでなんか声がデカくなってきおったで…
これガチなヤツやん…
一気に血の気が引き
プリーズソーリープリーズソーリー…
と連発しまくる…。
そのたびに
「ホワイ???ホワイ???」
とデカい声で聞き返してくるアラン…
マズ過ぎる!!!!
断り方を変えよう!!!
よし!
オーストラリアに来て数人のゲイに出会ったが、
みんな良い人だったし一度もそんな関係にならなかったよ!!!
「なら俺が初めての男になってやる!!!」
気合を入れなおすなぁぁーーーー!!!!
求めてへんねんんんんんーーーー!!!!!!
ホンマゴメンホンマゴメンホンマゴメンホンマゴメン!!!!!!
と変らず繰り返す俺に
「ハハハ…シン…
俺は本気だ!!!!!」
俺も本気じゃボケ!!!!
全力で拒否してるやろがぁぁーーーー!!!!!
なんなら未だかつてないほどの超本気やぞ!!!!
もう半泣きになりながら繰り返しまくるソーリープリーズ…
何度目かのやり取りのあとようやくアランは声のトーンを落とし
「はぁ…わかったよ…もう言わないよ…。」
助かった…
しかしとんでもねー野郎だ…。
ふぅ…
「よし!じゃあお前のチン○見せてくれ!!!」
なんでそーーーなんねぇぇぇーーーんんんん!!!!!!
ムリムリムリムリムリ!!!
それもムリ!!!!!
「なんで??」
シバくぞボケ!!!
今の会話の流れで「いいよ♪」ってなるほうがおかしいやろがぁぁーーー!!!
「だからしゃぶらないよ!!見るだけだから!!!」
だけもヘチマもあるか!!!
全然譲歩になってへんのじゃーーーー!!!!!
アカンコイツ…
全然諦めてない…
理屈で納得させらなアカン!!!
なんでを繰り返すアランに、恥ずかしいからと理由をつけて答えてみる!!
「何を恥ずかしがることがあるんだ!!男同士じゃないか!!!」
お前のは意味が違うんじゃぁぁーーーーー!!!!!
なにをソレっぽく言うとんねん!!!!
ほなもっと具体的に理由付けたろやんけ!!!!
お前にだけじゃなくて誰にも見せたことないねん!!!!
と力説!!!
「ヘイ!カモーンカモーンカモカモーン!!!シン!!!
ガンバレッ!!!」
ガンバルかっ!!!!!
勇気がでーへんのとちゃうわ!!!!!
ポジティブっぽく変換すんな!!!
何をどう言っても
「チンポ見せろ!」
「カモンカモォーン!!シン!!」
しか言わない…。
ハート強いな!!!!!!
ひたすらアホみたいにソーリープリーズを繰り返し、
押し問答が軽く50回を超えた辺りでようやく
「ハハハ…オーケーシン!
今までのは冗談だ!!」
ウソこけやっ!!!!!
目血走っとったやんけ…
途中興奮しすぎてハンドルグラグラなっとったがな…
ウラデューラまであと57kmの標識が残り14kmになるまで粘っとったクセに…
が、
これはチャンス!!
ここぞとばかりにオーストラリアは良い国やな~
とかバリバリ不自然且つ強引に話題を振ると、アランも調子を合わせてきた。
「次の町がウラデューラだ。」
トーンも戻ってきた…
良かった…
なんとか無事に済みそうな気配…
が、彼がスタンドバイミーをやたらえー声で歌い始めたのでビデオを撮ろうとしたら
「ビデオは撮るな!!!」
ビクッ!!
やっぱプライバシーがどうたらとかあるんやろか…。
その後15分程でウラデューラに到着。
降り際に一緒に写真をと言うと
「写真もダメだ!!!!」
やっぱオープンにしてないんかもな…
ヒートアップしてない時はスゲー気さくなアラン!!
愉快な体験&ここまで乗せてくれてありがとう♪ヽ(´▽`)/
後半へ続く…
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