優しすぎるやろ！！メリンビュラ♪ヽ(´▽｀)/
1月8日（金）
後半…
ハイパーハードゲイのアランの車から降り、大きな坂になっているウラデューラのメインストリートへと出た。
おぉ！！
景色めっちゃキレイ！！！
すぐそこにあったnab銀行でコインを紙幣に替えてもらい、通りを探索。
どうやら漁師の町らしく、釣り道具屋や船、ボートがたくさんある。
従兄弟が住む山口県の虹が浜に似た風景♪
大きな建物はなく、ちょっと昭和なショッピングセンターとかもナイス！
クオリティ低…
ちょっとここらで歌ってみようかと一つ横の通りのコールスを見に行ってみるが、
規模が小さく人の出入りもあまりない…。
坂を上ったところにあったウールワースも同様。
時刻は12時。
よし！
ほな次の町やな♪
そのまま坂を越えて歩き、通り沿いのサブウェイで昼飯を食べてから路肩のある道でヒッチハイク！！
久々サブウェイ！！
10分程で停まってくれたのは、仕事の最中のトースト！
今からナローマ方面へ上司を迎えに行くところなので、途中まで乗せてくれることに！！
20kmほど進んだ森の中で降ろしてもらう！！
トースト！！忙しいのにどうもありがとう♪ヽ(´▽｀)/
さてここは森の中…
ヒッチハイクできそうな路肩はあるが、通り過ぎる車のスピードは恐らく100kmオーバー…
果たして捕まえることができるだろうか…
大きな右カーブの手前のT字路で開始！
30分後…
やはり厳しい…
車が通り過ぎた後に吹く風でよろめくほどのスピードで走り抜けていく走行車…
これはアカンな…
おっ
そんな俺をあざ笑う馬発見
次はどこにヒッチハイクできそうなポイントがあるかわからないが、移動してみよう！！
歩き出してからカーブの先を見ると全然できそうなポイントが見えない…。
だいぶ歩くハメになりそう…
はぁ…
と思ったら、
対向車線からきたハイエースみたいな車がクラクションを鳴らして停まる。
中からゴツいオッチャンが
「おい！！乗ってくか？？」
？？
反対やでな？？？
が、
彼はすごい勢いでUターンし、目の前の細い路肩に強引に車を突っ込んだ！！
「さっきお前を見て戻ってきたんだ！！！ワッハハハハ！！！！」
うぉぉぉ…！！！！
ありがたすぎるよティム♪ヽ(´▽｀)/
どうやら彼もギターを弾くらしく、車の後部には音楽機材が積まれていた。
両親の住むホニャララという場所へ向かうみたいで、ナローマの少し手前まで乗せてくれることになった！！
会話の中でカンガルーをまだ見てないと言うと、
「なにぃーー！！！！オーストラリアに2ヶ月いてまだ見てねーのか？お前何やってたんだ…。
…
シン！！ちょっと時間はあるのか？？？」
あるよ！！
「よし！！！寄り道するぜ！！！！」
と言って彼はナローマの手前らへんで左に進路を変え、
海側へと走って行く。
しばらくするとコンゴ8という看板が見えてきた。
どうやらこの辺りは国立公園のようだ！！
コンゴ8を突っ切り、ゴムの木が生い茂る森の中を抜けると右手に大きな丘が現れた。
するとティムが、
「おい！！あそこだ！！！！！」
言われた方角を見る。
…
！！！？？？
おおおおぉぉぉぉ！！！！！！
おったぁーーー！！！！！！
めっちゃおる♪ヽ(´▽｀)/
飛び跳ねとる！！！！
少し進んだところにいた群れ。
今度はもう少し近くで見ることができた！！！！
おぉぉ…
でけー…
良かった、もしこのまま見れずに違う国に行ってじまうと、
オーストラリアに3ヶ月滞在して約半周したのに、
どこにでも見ることができると言われているカンガルーを見ずに去ったというマヌケな事態に陥るところであった…。
さらに彼はナイスビューの海岸沿いへ連れていってくれた！！
その後公園とハイウェイの分岐点まで送ってくれたティム！！
わざわざ回り道してくれてホンマありがとう！！
道中気をつけて♪ヽ(´▽｀)/
ここからがけっこう悩みどころ！！
もともとの目的地のナローマはここから約20km。
けっこう簡単に行けそうな気もする。
時刻はまだ4時！
欲張ってもうちょい先を狙ってみようか！！！！
ということで掲げたのは『Bega』！！
ベガ
う～ん…
車通らんな…
100kmオーバーの距離なのでこんな調子ではちょっとしんどいかも！！！！
20分が過ぎ、ここで野宿になる可能性が浮上し始め、
やっぱりナローマにしようかなとビビってきた頃…
「ベガか？乗せてやるぞ！！」
やった～～～～♪ヽ(´▽｀)/
彼は仕事でウロンゴンに出張していて、週末だけベガに戻るというアーサー！！
今日が週末で良かった♪ヽ(´▽｀)/
走り出してしばらくすると、左手にナローマの街並みが見えてきた。
おぉ！！
ビューティフル！！！
魔女の宅急便の町みたい！！！！
ちなみに魔女の宅急便のことについて語り出すと死ぬほど長くなってしまうためここでは割愛…。
大きな橋を渡りながら見る光景は、今まで見たオーストラリアの街並みとは一風変って見えた。
ここで滞在しても良かったかなと思ったりするまもなく、ティムはとんでもないスピードで街中をぶっ飛ばす！！！
けっこうスピード狂らしい彼は、前の車がちょっとでも遅かったら
「オー、ファック！！トゥーレイト！！！！」
と怒りを露にする…。
制限速度70kmの道を130kmで走る彼の運転のおかげで7時前にベガ到着！！
不思議な門の前で降ろしてもらう。
ティムどうもありがとう！！♪ヽ(´▽｀)/
運転マジで気をつけてよ～！！！
強そうな名前とは裏腹に、あまり大きくはないベガの町！
大砲存在率97％
小さなショッピングモールの他に目立った建物はなく、時間帯もあるだろうが人通りも非常に少ない。
が、モール内でワイファイは拾えるし、図書館もあるようなので今日はここに滞在決定やな！！！
早速モールの中の柱に付いていたコンセントで充電しながらブログの更新！
マッハで終わらせてここでバスキングができそうか客の入りをチェック！！
5分に一人も出入りしない…。
さらにショッピングモール内に10時まで開いているウールワースがあるにも関わらず、
駐車場には数えるほどしか車が停まっていないところを見ると、バスキングは期待できそうにないかも…。
他にめぼしい場所が見つかるとも思えず、半ば諦め気味に駐車場でリンゴをかじっていると
「ヨウ！！バックパッカーか？？バスキングでもやるのか？？」
両手に大量の買い物袋を提げた兄ちゃんが声をかけてきた。
タバコを吸いながら色々話していると、
「おい！ならメリンビュラまで乗っけてやるよ！！ここよりはヒッチハイクできるぞ！！！」
いいの？？？
「今から俺はそこまで戻るんだ！！！いいから乗れよ！！」
♪ヽ(´▽｀)/
メリンビュラ（Merimbula）はベガからおよそ25kmほど南の町！！
少しでもメルボルンに近づけるならありがたい！！！
彼の名前が朝のハードゲイと同じアランということで一瞬怯んだが、
よく考えなくても全く関係ないのでお言葉に甘える！！
車内に爆音で流れるゴリゴリのヒップホップをBGMに牧草地帯をぶっ飛ばす。
シドニーより南に来てからどことなく景色が変り、畑よりも放牧の牧場が増えたような気がする。
8時を過ぎてようやく沈みかけた太陽がそんな牧草地帯を紫色に染める！
めっちゃくちゃキレイ！！！！
20分程走り大きな丘を越えると、眼下に広がる海を逆『コ』の字型に囲うようにして並ぶたくさんの建物。
メリンビュラが見えてきた！！！
夕暮れの暗さと町の景観がマッチしまくり、一枚の絵のような美しさ！！！！
おおおおおお！！！！！
ここめちゃくちゃ良さそうな町やん！！！！！！！
残念ながら写真を撮る前に見晴らしの良い丘を下ってしまい、
街中に到着してしまった！！
もう一回丘の上に戻りたいな…。
しかし、街中の風景もTHE海沿いの町！！という感じで雰囲気抜群！！！
名前すら知らなかったが、ここ実は隠れた名所なんちゃうの？？？（俺が知らんだけなんかも…）
そんな街並みに見とれていると、マクドナルドがあったのでアランにここでいいよと告げる。
すると彼は、
「ネットに繋ぎたかったらここにくればいい。」
と謎の返答をするが停まらずに進む…。
そして橋を渡って反対側へ渡り、
「ここにスゲー安いホテルがあるはずだ！！！そこに泊まれよ！！」
ホテルか…
安いってどれくらいなんやろ？？
マジで安いようならたまには泊まってみてもえーかな。
今日のブログ書くの大変そうやし…。
住宅街をぐるっと回り、彼の知っているホテルへ行くと、
潰れていた…
よし！
野宿！！！！
でもアランに野宿と言っては心配するだろう…。
なのでどこか宿を探すから大丈夫とお礼を言ってここで降ろしてくれと頼む。
ところが彼はまだ停まらず、少し進んだところにあったユースホステルの前で停まった。
そーか、ユースホステルあるんか。
でも確か会員になってないとアカンのとちゃうかったかな…。
まー高かったら野宿しよう♪
さっき見た感じでもできそうな場所いっぱいあったし！！
再度アランにお礼を言うが、彼はエンジンを止めて一緒について来た。
そしてフロントへ到着すると受付の人の良さそうな兄ちゃんに何やら交渉しだした。
横からいくらか値段を尋ねてみる…。
「38ドルだよ。」
却下！！！！
即却下！！！！！
ドミノピザ7回半食えるやんけ！！！！
するとアランがサイフを取り出し兄ちゃんにお金を渡そうとしている！！！！！！！
待て待て待て待て待て待て！！！！！！
えーねんえーねんえーねんえーねん！！！！
アラン！！俺ホンマ大丈夫やから！！！
てかそれぐらいの金持ってるから！！！！
「シン！！！いいか？お前はこれからが大変なんだ！！金はセーブしろ！！
それにこれは俺がやりたいからやってるだけのことだ！！気にするな！！」
気にするわ！！！！
アラン！！
なんなら俺明日にでも稼げるかもしれんし大丈夫やで！！！！
「いーからいーから！！な！！！俺に任せろ！！！」
…
マジか…
「せっかくこんなトコまで来たんだ！！オーストラリアを楽しめよ！！！」
おぉぉぉ…
アラン…
ホンマにありがとぉぉぉぉーーーーーーー！！！！！！！！
朝のゲイと同じ名前やったからって一瞬警戒してマジごめんんんーーーー！！！！！！
もうお腹いっぱいオーストラリア楽しんでるよ！！！！
良い人多すぎてもうどうしてえーのかわからんわ！！！！！！
何度も感謝を伝えるが彼は
「いいよいいよ！！！ハバグッドワン！！シン！！！ダッハハハ！！！」
と笑いながら去って行った…。
…
8192分の1の神降臨…。
アラン！！
わざわざベガで声かけてくれて、ここまで乗せてくれて、
宿に泊まらせてくれてホンマありがとう！！！！
めいっぱいまでオーストラリア楽しむわな！！！！
英語ヘタでホンマごめんやで！！！！
ありがとう♪ヽ(´▽｀)/
アランを見送ったあと受け付けに戻ると、兄ちゃんは
「彼は良いヤツだな！！！」
ホンマその通り！！！！
鍵を受け取り、ドミの部屋に案内してもらう。
久しぶりに荷物を置いて晩飯のパンとリンゴだけ持って外へ出る。
海沿いへ向かい、桟橋に腰を下ろして晩飯を食べながら対岸の景色を眺める…。
めちゃくちゃえー感じ…
ヌーサやゴールドコーストのようにたくさんの人がいるわけではないが、
静か過ぎるわけでもなく、かといってうるさくもない…
ちょうどよい感じの港町！！！
ケアンズでデジカメを盗まれてしまったことが心底悔やまれるほどセンスのない写真…
きっとアランが乗せてくれなかったらハイウェイから少し離れたメリンビュラは素通りしていたハズ…
幸運！！！！
10時前に部屋へと戻り、シャワーを浴びてからブログの下書き。
アランがくれた巻いてないタバコ
よー来たなしかし…
同室の兄ちゃん達が12時頃に戻ってきたので彼らに合わせて就寝…。
今日は移動ばっかりやったけどホンマ楽しかった！！！
それにたぶん300km近く進むことができた！！！
かなりメルボルンに近づくことができた！！！
めちゃくちゃありがたい！！！！
いつもいつもいつも助けてくれてホンマありがとう！！！
感謝しか出てけーへんわ！！！！
明日も良い日でありますように！！！♪ヽ(´▽｀)/
おやすみ！！！
↓を押すと、感謝の気持ちの表し方が超人的にレベルアップします。
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