ホンマにイケんのけ?世界一周♪ヽ(´▽`)/

ギャンブル大好き45歳 with ギタ~♪

*

とても長かった1日の巻!!モコトロン♪ヽ(´▽`)/

      2018/03/23

1月13日(土)

 

 

昔の長渕剛が大好きなのですが、彼の曲の歌詞は不可解なものがとても多く、思い返してみると愉快で夜な夜なヨッシーと盛り上がったりしています。

 

例えば有名な曲でいうと『しゃぼん玉』の「泣きっ面にションベンひっかけられた夜」や『親知らず』の「ベンチで親知らずを引っこ抜きそいつをボリボリかじりながら」などなど…

親知らずのソレなどもはや人間業とは思えませんな…

 

それでも『JAPAN』というアルバムまでは大好きでした!!

 

 

えーと…

 

 

そんな意味不明な今日の1曲♪

 

『Grand Closing feat.KEN THE 390』 TARO SOUL

 

めちゃくちゃ速いラップの曲ですね!!

もうこのラップを覚えたくてひたすら聴いていた記憶…

 

 

長渕と真逆やな…

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

今日は陸路でレソトへと向かう。

レソトへ入国するルートは俺らが向かうルートと、反対側のブルームフォンテインという街からレソトの首都のマセルという街へ行くルートがある。

後者の方が行き易いようだが、ダーバン側からの入国ルートは世界遺産でもある『ドラケンスバーグ山脈』という山道を走るらしく、その時の景色がかなりスゴイとのウワサ!!

そんな情報を入手してしまったのなら行かない手はないということでダーバンから向かう事になったのである。

ところがこちらのルートは直通の公共移動手段がなく、いくつかの街を結ぶバスを乗り継いで行かなければならないうえに、人数が揃うまで出発しない乗り合いバスも含まれているため到着時刻が読めないという難点もある…

 

まーその辺は運もあるのでとりあえず出発。

まずは駅前のバスターミナルからピーターマリッツバーグという街へ!!

 

事前の情報では170ランド程かかるとのことだったがなぜかこのバス会社は80ランドだった。

なかなか快適。

 

距離はそれほどでもなかったので約1時間半で到着。

 

バス停付近。

 

ここピーターマリッツバーグはインドの偉い人のガンジーが人種差別を受けた街ということでガンジーの銅像が建てられているらしいのだが、特に興味はないためスルーしてしまうことにして次のアンダーバーグという街へ行く乗り合いバス乗り場へ急ぐ。

 

ちなみにこの街はTapTripというサイトでアフリカで最も治安が悪い都市として紹介されていた…

かの有名なヨハネスブルグよりも犯罪発生率は高いらしく、なかなかファンキー…

 

昼間見たらそうでもないねんけどなー…

やっぱ夜は危ないんやろか…

 

市庁舎。

 

通りではバスキングをしている人もいて良い感じっぽい!!

 

 

えー感じのうちに出発しておこう…

 

 

ところが色々聞いて回ってみてもアンダーバーグ行きのバス停が見当たらずウロウロするハメに…

1時間ほど費やしてようやく発見したのがここ。

 

 

ちょうどのタイミングで乗り合いバスがあったのだが、荷物が多過ぎて積み込めなかったため2席分の料金を支払って乗り込むことに。(1席100ランドぐらい)

上手いタイミングでやってこれたのですぐにバスは出発し、これまた1時間半ほどでアンダーバーグへと到着することができた。

 

こんなトコ。

 

あとはここから国境行きのバスに乗るだけだが…

 

ところがたくさんバスは停まっているのになぜかレソト行きのバスがない…

周りの人に聞いて回ってもどうにも要領を得ず、どうしていいのか分からない状況に…

 

困ったな…

 

とりあえずダメ元でバス停の入り口付近でタムロっていたオッサン達に尋ねてみると、なにやら日本人ということに非常に興味を持たれ、その中のオッサンが、

「よし!俺が連れて行ってやる!!」

 

と言い出した。

おや??

 

聞けばどうやらバス停に停まっているバスのドライバーなのだそうだが…

でも俺らの他に誰もおらんけどえーの??

 

「大丈夫だから乗ってろ!」

 

ホンマかいや…

 

と言われたとおり待っていると10分ほどで本当に俺らとあと1人だけ乗せて走り出した。

おぉ…

満員なるまで待たんでもえーんや…

これは助かる♪ヽ(´▽`)/

 

 

と思ったら15分ほどで道沿いに停まってしまった…

おや~…

 

 

しかも先ほど運賃(たしか50ランドぐらい)を払ったばかりだというのにここで別のバスに乗り換えろと言ってきた…

マジかよ…

 

どうにも腑に落ちないまま荷物を降ろししばらく待っていると新たなるバスが反対方向からやって来た。

どういう話になっているのか知らないがとりあえず言われたとおり荷物を載せ替える…

 

てか国境までそんなに距離ないはずなのに2台乗り継ぐとかあるかなー…

しかも100ランドぐらい更に払えとか言うてるし…

う~ん…

 

と、かなり訝しげな感じだったが中に入ってドライバーに詳しく聞いてみると、国境までしか行かないと思っていたバスは国境を越えてレソトのモコロトンという街まで乗せてくれるらしい!!

 

おぉ!!それなら願ったり叶ったり!!

お願いします♪ヽ(´▽`)/

 

地図上では国境までは10kmほどとずいぶん近そうに見えるが、標高2000メートルを越える山道をひたすら登って行かなければならず思ったより時間がかかりそう。

さらに途中からアスファルトは途切れ、けっこうなレベルのガタガタ道へと早変わり…

おまけに車内は超爆音のアフリカンミュージック(レゲエな感じでかなりシブい)が絶えず鳴り響いていてちょっとしたトランス状態…

 

そんな感じで麓にあった南アフリカ側のイミグレを抜け、山頂にあるというレソト側のイミグレへ!!

その道すがら車内には俺らの他にあと2人レソト人の兄ちゃんが乗っていたのだが、彼らから

「レソト入国の際に荷物チェックがあり、それがとても時間がかかる…でも1人50ランド払えばチェックはスルーされる。できれば暗くなる前に家に帰りたいから協力してくれないか?」

と頼まれたりする。

まー俺らはチェックがあっても大丈夫やけどまー何かしらの事情があるのかも知れないのでオッケーしておく。

 

気を取り直して登り始めたドラケンスバーグ山脈はたしかにウワサどおり非常に見ごたえのある壮大な景色だったが、とにかく揺れが激しくなかなかシャッターチャンスに恵まれなかったうえにタイミング悪く充電が切れてしまい、更に充電器が見つからないというハプニングも重なり撮れたのは一枚のみ…

 

 

コレ… いや、ホンマはめちゃくちゃキレイやったんすよ…

 

通称『サニパス』と呼ばれる道をどんどん登り標高が高くなるに連れて気温も下がってきた。

気が付けば辺りは薄暗くなり始めている…

イミグレが何時まで開いているのか分からなかったので若干の不安を抱く…

 

そしてようやく頂上へ!!

 

今頃見つかった充電器… そして充電器の充電がなくなって再び携帯が就寝…

 

心配していたイミグレはちゃんと開いており、レソト入国へはビザがいらないので特に問題なく通過し晴れて46ヶ国目のレソトさんヨロシクとなる♪ヽ(´▽`)/

50ランドのおかげか荷物チェックは確かになかった。

てか後で調べたら日本人は荷物チェックはないのだとか…

どないやねん♪ヽ(´▽`)/

 

まー彼らも知らんかったんやろな…

 

さー後はモコトロンへ向かうのみ!!

モコロトンまでの道はキチンと舗装されているのでドライバーもなかなかの速度でぶっ飛ばしてくれる。

 

途中で見かけたレソトの家々は『バソトハット』と呼ばれる独特の形をしており、メルヘンな世界に紛れ込んだようでとても不思議!!

人々もこれまたバソトハットと呼ばれる帽子を着用しており、ヤギや牛などと一緒に道路を歩いていたりする。

 

そんな道の途中でレソト人の兄ちゃんたちが車を降りる。

すると道沿いにあった家から小さな子供が出てきて兄ちゃんに抱きついていた。

 

彼らはレソトから南アフリカへ出稼ぎに行っていて久しぶりに戻ってきたのだという。

奥さんも笑顔で出てきてもちろん兄ちゃんも嬉しそう!!

 

おぉ…

なんかステキな光景ですな♪ヽ(´▽`)/

 

家族が揃って家に入って行くのを見届けて出発。

そこから約30分ほどでモコロトンへ到着したのはよいが、今日モコロトンへ来られるかどうか不明だったので宿の予約をしておらず、今から宿を探さなければならないという非常に面倒くさいミッションが残っていた…

一応マップスミーには宿が出てきていたが、もしかしたらとんでもなく高い宿かもしれないので安心はできない…

とりあえず最初に目に付いた宿に行ってみよう。

 

バス停は宿から少し離れた場所にあったのだがドライバーの兄ちゃんは親切にも宿の前まで乗せてくれた!!

どうもありがとう♪ヽ(´▽`)/

 

とりあえず受付けへ…

宿の名前は忘れてしまったがちょうど空室(値段も忘れた…)があるようだったのでもうここに決定!!

 

部屋自体はとてもキレイだが、どうやらレソトではインターネットがそこまで普及していないらしく、この街では大きなホテル以外ではネットは使えないようだ。

そして謎だったのが、受付けのオバちゃんに

「あんたらお腹空いてる??」

と言われたのでイエスと答えると、

 

「オッケー、ブレックファーストね!!」

 

と謎の答えが返ってくる…

まー朝飯は付いているのだろうが晩御飯は食べれるのか聞いてみると、

 

「晩御飯はないよ。」

 

そーか…

ほなどっか食べに行こうか…

 

この辺りでご飯を食べれるお店はありますか??

 

 

 

「ないよ。」

 

 

え?

 

 

 

「ないよ。」

 

 

え???

 

ほな晩御飯とかどうすんの??

 

 

「知らない。」

 

 

( д) ゚ ゚

 

マジかよ…

まだ8時過ぎぐらいやで…

 

てかそもそも飯屋がないんか…

珍し過ぎるぞ…

 

大体宿はなくても飯屋はあるやろ…

みんな100%自炊なんか…

 

どういう街の構成になっているのか強烈に謎だったが、とにかく飯屋はないようなのでスーパーか商店を探すしかない!!

しかし辺りは街灯もなく真っ暗でとても開いている店があるようには見えない…

街が静まりかえるのめちゃくちゃ早いな…

 

でもまー仕方がないのでテキトーにブラついてみると、意外と近くに小さなスーパーを発見!!!

が、中の電気が消えており中からちょうど警備員みたいなオッちゃんが出て来たところだった…

これ絶対閉店してるやん…

 

試しに尋ねてみるとやはりもう店は閉まってしまったようでオッちゃんもレジなどの仕事は業務外のようだ…

あー…

アカンか…

 

と落胆していると、オッちゃんは建物の上階に向かって声をかけ始めた。

恐らく上にスタッフがいるらしくわざわざ呼んでくれているようだ。

 

ところがいくら呼んでも誰も出てこない…

もう帰ってしまったのだろうか…

 

するとオッちゃんは今度は誰かに電話をかけ始め何かを話している。

そしてしばらくすると店の鍵を開け、電気を付けてくれた!!!

 

「オーケー、買い物して良いよ。」

 

♪ヽ(´▽`)/

 

オッちゃんは今まさに帰宅する直前で、しかも自分の仕事ではないはずなのにわざわざ俺らのためにレジに入ってくれた!!

さらにオッちゃんは支払いの際に端数をオマケしてくれるという超お人よし対応…

おかげでパスタを購入することができ、空腹で夜を過ごさずに済んだ!!!

俺らの買い物が終わるとオッちゃんは店を閉め、最後に握手をして別れる。

 

オッちゃんマジでありがとうございました♪ヽ(´▽`)/

 

おぉ…

バスのドライバーにしろ乗客の兄ちゃんにしろここのオッちゃんにしろ、レソト人かなり優しいんちゃうんけ…

そんな雰囲気がヒシヒシと伝わってくる!!

これはとってもステキな予感がしますな!!!

 

非常に良い気分で宿に戻りさっそくパスタを茹でようとすると、この宿のキッチンは宿泊客が使えないようになっているっぽい…

ムリを行ってなんとか使わせてもらえたのだが、今度は鍋が巨大過ぎてとても湯を沸かすことができない…

マジかー…

 

と思ったらスタッフのネーちゃんが俺らの持っていたパスタをバッキバキに折ってガラスの器に入れ、電子レンジで加熱しまくって調理するというダイナミックな方法でパスタができあがってしまった…

ネーちゃんどうもありがとう♪ヽ(´▽`)/

 

ということで出来上がったお湯が残っているパスタにキエちゃんが持っていたお茶漬けの元を入れてお茶漬けパスタで晩御飯。

 

めちゃくちゃ美味しい!!!

 

あー…

 

長い道のりやった…(大げさ)

 

 

↓を押すと、思いのほか長くなってしまった今日のブログの仕業で寝不足気味…
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 - レソト, 南アフリカ