世界一美しい夕日らしいやんの巻！！ザダル♪ヽ(´▽｀)/
2019/10/15
10月10日（木）
バス移動の最中に前の席に座っているオバちゃんがカーテンを僕の席の分まで引っ張って行きます…
当然僕の席の後方の窓は隙間が空き、直射日光がガンガンに差し込んできます。
なのでそっとカーテンを引っ張り返し元の位置まで戻すのですが、オバちゃんはその際生じる僅かな隙間が気に入らないようで、どうしてもカーテンを自分の席の方に引き寄せたいご様子…
途中から僕はもう戻すのをやめて日陰の部分でパソコンをいじっていました。
それでも何かの拍子でしょっちゅう隙間が空いてしまい、その都度隙間を閉じる動作を繰り返します…
オバちゃんのカーテンを僕の方に引っ張れば、日光は後方からなのでオバちゃんの席は全て賄えるはず…
そしたらカーテンは1枚で彼女を覆えるので隙間は空かない。
なのにその試みには全く至らず何度も僕のカーテンを引っ張るオバちゃん…
後半は曇ってきたのでカーテン自体必要なくなりましたが、それまではマジで何度も何度も繰り返していたオバちゃん…
カーテンとカーテンの下の部分を結んだり、先ほど書いたように自分の席のカーテンを後ろにずらしたりすれば一瞬で解決しそうなのにただひたすらにカーテンを引っ張り続けるオバちゃん…
その度に僕の後頭部は日光にさらされます…
ちょっとは後ろを気にしていただけますかな？？
やはり創意工夫は大事ですね何事も…
そんな途中で気付けやな今日の1曲♪
『Warwick Avenue』 Duffy
なんか昔っぽくてえー感じの曲ですな♪ヽ(´▽｀)/
～～～～～～～～～～～
曇っとるやんけ…
部屋。
昼頃まではけっこう寒かったが、晴れ間が見え始めると急激に暖かくなり行動しやすい環境に。
昨夜は時間が遅かったからなのだと言い聞かせ、アンプを持って再び旧市街を目指す。
日本ぽい。
父方の爺ちゃん婆ちゃんが漁師だったのでこういう光景が好きである。
さすがに昼間は人がいた。 でも多くはないんだなコレが…
バックトゥザフューチャーの時計塔みたい。
昨日の場所を目指して歩いていると人の流れを発見。
着いて行くと橋があり、多くはないがそこそこ人も歩いている。
えーんちゃうんけ。
もしかしてここ密かなるスポットなんちゃうの？？
昔ジュネーブで同じような橋の上で歌った時はめっちゃ当たり良かったしな！！
おっしゃいくで！！！！
…
ハズれ！！！！
アカン！笑
というよりもアンプ使ってるけど音量とか気遣い過ぎてたぶんめちゃくちゃやったんちゃうか…
あまりにも人との距離が近いと音が大きいのではなかろうかと萎縮してしまい、結果歌もなんだか変な感じになってしまうアカン時の流れそのままにこの30分はまーまー苦痛…
止めておこう…
見栄えはえーねんけどね…
ここはもうそそくさと立ち去り、昨夜歌ったショッピングストリートへ。
ぼちぼちいる。
歌う前に通りを抜けた所にある海岸線に続く道へ。
真昼間なのでさすがに少しは人通りがあるのではないか。
昼間のフォーラム。
おや～…
みんなどこ行ってん…
マジか…
過疎か…
色々と歩き回ってみたがやはりショッピングストリート以外に人が集中している場所はなく、肝心のショッピングストリートも賑わっているとは言い難い様相…
しかしもうここにいるのでブーたれたところで何も変わらん。
とりあえず1時間歌ってみよう！！
…
微妙！！笑
俺が今日は全然ダメなのもあるが人がいないのはデカい！！
一旦休憩！！！
時刻は5時過ぎ。
もうちょっと歌うつもりではいるがここに来たもう一つの目的であるサンセットが近付いてきている。
ほな先に夕焼けでも見よかな。
まだこの辺。
なんでもこのザダルの夕日はかの有名な映画監督ヒッチコックが『世界で一番美しい夕日』と称した事で世界中に知れ渡ることになったのだそう。
いや、世界中の夕日を見比べたことあんのか…
などという野暮ったい疑問はぐっと堪え海岸線を歩く。
ずっと真っ直ぐ。
到着！！ 人はチラホラ。
階段に腰をおろし日没を待つ。
すると大きな波が立った瞬間波打ち際から不思議な音色が！！！
後で調べてみるとこの音は『シーオルガン』と呼ばれるもので、ザダル出身の建築家、二コラ・バシッチという人が、紛争で戦火に見舞われた生まれ故郷にもう一度平和をという願いを込めて製作した波と風を利用して独特の音色を生み出す創作楽器なのだとか！！
スゲー…
確かに鯨の鳴き声みたいな不思議な音色！！！
鯨の鳴き声知らんけど！！
でもオレンジ色の空に吹き抜ける風、シーオルガンが奏でる音色は非常に心地良い！！
ヒッチコックの独断評価もあながち間違いじゃないかもな！！
あとは完璧なサンセット！！！
海に沈む夕日を眺めるのみ！！！
シバくぞ。
なんでちょうどえーところに雲来るねん…
ちなみに太陽の左側には雲はほぼない…
イジワルすんなや。
ホンマ夕日とか朝日見に行って上手いこと見れた試しないわ…
アンコールワットの時とかミャンマーのパガン遺跡とかね…
夕日も朝日も見れんかったなー…
コレ限界…
クロールで泳ぎまくっているド根性のオバちゃんがいた…
サンセット鑑賞まで微妙に終わってしまったためもうここに来ている人達目当てで歌うしかねー！！！
幸い後ろには街灯もある！！！
人の足が少なくなるまでやったらー！！！！
！！！！
ナイス♪ヽ(´▽｀)/
めっちゃナイス！！！
でも30分で人ハケた！！笑
うぉぉ…
これ夏やったらまだまだ明るかったやろうしもっと人もおったやろう事を考えるとますます惜しいことをした気分に…
せめて1時間できてたらかなり良かったやろなー…
でもまーたくさんの人が話しかけてくれて、なんなら先ほどのクロールオバちゃんまでチップを入れてくれたりして非常に楽しい30分となった！！
おまけに片づけをしている最中に日本人のエリコちゃんという女の子が話しかけてくれて、後で一緒に晩飯に行く事に！！
短かったけどまーえーか！！！
本日の結果
458クーナ＋19.5ユーロ♪ヽ(´▽｀)/
えーやん♪ヽ(´▽｀)/
差し入れもろた。
エリコちゃんと連絡先を交換していたので待ち合わせ場所を決めようと連絡すると偶然同じ宿だったため、先ほどもらった差し入れをキッチンでいただくことに。
マカロニ。 とても美味しい！！
エリコちゃんは会社を辞め、一年をかけてシルクロードを徒歩で横断しているというめちゃくちゃパワフルな女の子！！
もうすでに歩いた距離は5000kmを越えるらしく、ゴールのローマまではあと少し！！！
マジかよ…
とんでもねーパワフルウーマンやな…
バス停から3.5km歩いただけでブーたれている俺とは天地の差…
もうなんかスミマセンという感じですな…
そんな彼女はとても礼儀正しく、人柄も明るいのでここに来る間にもとてもステキな体験をしているようだ！！
そしてなかなか深い見識を持っており、何やら色んな話が途切れることなく続き、気が付けば3時半…
えらいこっちゃ…
まだ明日の予定を完全に決めてなかったため解散した後に組み立てる。
時間のわりには結果は良かったザダルだが、どうにも人が少ないので演奏時間が限られる…
このまま滞在しても目覚しい結果は望めないのではなかろうか…
そうなると早めにユーロ通貨圏でもあるスロベニアへと北上し、土日は首都リュブリャナでがんばってみた方が期待が持てるかも！！
ということで明日のザグレブ経由のリュブリャナ行きのチケットを購入！！（28ユーロ）
ちょうどまた前回しばらく会えないであろうと別れたテツがリュブリャナに潜んでいるので2、3日一緒にがんばってみようか。
何回再会すんねんな…笑
↓を押すと、シーオルガンのすぐ近くにあった『太陽への挨拶』というイルミネーションを見忘れた事を忘れます。
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