オットセイ見に行って砂に埋もれるの巻!!スワコップムント♪ヽ(´▽`)/
2018/03/23
1月5日(金)
みなさんお久しぶりです…
ほんとスミマセン…
サボってましてね…
いや、ホンマ色々事情があるのですが、まーサボってましたよね…
楽しみにしていてくれた方などおられましたらそれはもう心苦しいばかりです…
今日から再び書いていきたいと思っておりますのでなにとぞヨロシクお願い致します…
しばらくしたらまた短縮てきとーブログに成り下がる予感ですが…
…
…
まーえーやん♪ヽ(´▽`)/
そんなスンマセンな今日の1曲♪
『眠りの森 feat. ハナレグミ』 冨田 ラボ
好き嫌いが真っ二つに分かれそうな曲ですね…
~~~~~~~~~~~
素晴らしい快晴の今日は宿から北西にあるというオットセイのコロニーで野生のオットセイを見物しに行く予定!!
そもそもオットセイなど動物園でも間近で見たことはないので非常に楽しみにしている。
あってもなくても良さそうな受付け。
てか勝手に間近とか書いてるけどホンマに近くで見れるんやろか…
遠めで豆粒のようにしか見えないとかやめてや…
…
…
くっさ!!!!
何この常軌を逸っした磯臭さ!!!
オットセイの体臭なのか、コロニーへ近付くに連れてあまり嗅いだことのない類の磯臭さが強烈に漂ってくる…
ヤバ…
これソムリエの人とか嗅覚に致命傷受けるんちゃうか…
そんなダイナミックな臭さにギャーギャー騒ぎながら海沿いへ足を進めると…
あっっっ!!!!!!
おった!!!!!!
近っ♪ヽ(´▽`)/
めちゃくちゃ目の前!!!!!
ほんでおもっくそおる♪ヽ(´▽`)/
全部オットセイ!!
グダりまくっている。
子供!! めちゃくちゃカワイイ!!!
大人のオットセイは近付くと若干威嚇をしてくるが、子供のオットセイはほぼ無警戒でこちらへ向かって歩いてきたりする!!!
動物園の職員でもないのにこんなに近くでオットセイを見ることができるとは!!!
普段目にすることのない動物を目の当たりにしたことで大興奮し、いつの間にか臭いもどうでもよくなり鳴き声が愉快なオットセイをアホみたいに観察しまくる!!!
もう時間も忘れただただ不思議な動きをするオットセイに見入ってしまっていたが、午後から次なる予定が入っていたので1時間ほどで切り上げることに。
でも十分に堪能できて良かった♪ヽ(´▽`)/
オットセイコロニーは大満足♪ヽ(´▽`)/
さて、次の目的地はスケルトンコーストという砂漠地帯。
スケルトンコーストとは世界で最も恐ろしい海岸と呼ばれており、年中陸から吹く風のせいで全くといっていいほど雨が降らず、そのため砂漠に特化した生物の他には人間ではヒンバ族という少数民族以外は住んでいないらしく、『地獄への門』とかヒンバ族からは『神の怒りによってできた土地』とかボロクソに言われているようだ…
いや、逆になんでヒンバ族はこんなトコ住んどんねん…
意味分からん…
世界はとっても広いよ…
ほんで神様ホンマに怒ってたら地球粉々やろ…
何かとすぐ神とかに結び付けたがりますね…
まー怖い場所というのは伝わるが…
そんな前評判の恐ろしげなスケルトンコースト。
海岸には座礁した船や息絶えた人間を含む動物の骨などがそのまま放置されているらしい…
なるほど、だからスケルトンコーストな…
門。 イラストが非常にあざとい。
本来なら4駆でダイナミックに走り回るのがここの楽しみ方のようだが、いかんせんこちらは2駆なので舗装された道しか走れず、結果から言うとたくさんある名物の座礁船や動物の骨などはほとんど見ることができなかった…
こんな海岸線がずっと続いている。
?
ひたすら進んでみてもやはり道沿いには何もなく、一体何をしにきたのかさっぱり分からなくなってきた頃ようやくそれっぽい建物が現れた…
石油を汲み上げる機械っぽい。
哀愁漂うような…
なにこれ?
ワケわからん…
建物は潮風で完全に錆びて朽ち果てており、この世の終わり感が滲み出ていた…
初代猿の惑星のラストシーンみたい…
もしくは北斗の拳の世界…
そしてなぜか周りには獣に食べられたような鳥の死骸とかあってシュール…
食べた方もよくこんなトコで餌見つけたな…
全体的に世紀末風味でスケルトンコーストと呼ばれる所以を垣間見た気がした…
ヒンバ族はこんなトコ住んでんのか…
マジわけわからん…
俺絶対引っ越すわ…
そんな不思議を感じつつさらに北へと車を走らせる。
ずっとこんな感じ…
…が、特にオモシロそうな何かは発見することはできず、唯一看板があった何やら奇妙な海岸という場所を見て戻ろうという話になる。
まーもうえー時間やしな。
7時で門閉まるし。
ということで浜方面へハンドルを切り海の見える方向へ進んで行くと、途中から道路に砂の割合が増えて来た…
海が近くなってきて砂浜へ突入してきたっぽい…
ちょっと危ないな…
…
と思った瞬間、窪みにハマって車がスタック…
前輪しか動かない2駆の前輪がスーパー空回り…
やっぱな…
これ4駆じゃないと行かれへん場所やったんちゃうか…
外へ出て全員で押して何とか脱出できたもののさすがにこれ以上先へは進めそうにない。
またこんな事になったら面倒くさいしな…
ということで一眼レフのカメラを持っているテッペーとアケミちゃんが歩いて写真だけ撮りに行くことになり、俺らは待っている間砂に絵を描いたりしてヒマを潰したりしていた。
ア○ミちゃん。
しばらく経ってテッペー達が戻って来たので、彼らがついでに調べて来たという道でメインロードへ戻ることに。
ところがその調べた道というのがどうも今やってきた道を外れて両サイドに広がる荒野を走るというもの。
一応そのルートを走ったタイヤの跡が残っており、うまくいけば砂の合間を縫って元の道へと戻ることはできそうではある。
ただ荒野といっても基本地面を形成する物質はやはり砂なので、一歩間違えれば再び先ほどのようにスタックしてしまうのではなかろうか…
しかし今来た道は狭すぎるうえにかなり凸凹が多ため、戻るのに時間がかかりそうな事を考えると荒野ルートの方が楽かもしれない…
う~ん…
どうしよう…
まーでもよく見れば轍もたくさんあるし大丈夫か!!
ここよりはちょっと地面も固そうやしな!!!
よっしゃ!!ほな行こう♪ヽ(´▽`)/
ガション!!!
シュルルルル…
…
5メートルでスタック♪ヽ(´▽`)/
でたよ…
マジかよ…
面倒くせーな…
また押さなアカンやん…
やれやれ…
車を出て全員で後ろから押してみる。
ソリャ!!!
…
シュルルルル…
進みませんな…
おや~…
再度気合いを入れて押してみる!!!
シュルルルルルルルルルル!!!!!
シュルルル…
あ、あれ???
もう一回!!!!!
シュリュリュリュルルルルル!!!!!
シュルルルル!!!!!!
シュルル…
ルル…
…
…
おや~…
なんでや…
前に押そうがバックに入れようがピクリとも動かないタイヤの下を調べてみると、どうやらここの砂は固そうに見えて密かに砂浜の砂と同じサラサラのヤツだったようだ…
そしてそんな砂の上で何度もタイヤを空転させた事で砂が後方に掻き出されてしまい、よく見ると最初よりも車体が前に埋もれていることに気付く…
こ、これヤバイやつかな…
いや、まーそのうち出れるやろ!!
と楽観視しつつタイヤの下に砂利や石を入れてがんばってみても事態は悪化する一方…
シュル…
ゴシャシャ…
何度も挑戦するがにっちもさっちもいかない…
だんだん笑っていられなくなってきたでゴザル…
ウオオオオオオオオオ!!!!!!
ソリャーーーー!!!!!
シュルル…
ムリ…
動かん…
ど、どないしょ…
そんな感じで全く好転しないまま時間だけが過ぎ、スタックしてから小1時間が経過した頃、これは自力での脱出は不可能と判断し大通りまで助けを呼びに行くことになった。
この世紀末感…
全員で行っても仕方がないためテッペーとアケミちゃんが大通りへと向かい、ヒデくん、キエちゃん、俺で引き続きがんばってみるという分担作業に取り掛かる。
さーて…
どうしたものか…
助けを呼ぶとはいっても先ほどゲートからここへ来るまでの間にすれ違った車はほんの数台、しかも今はもう夕方で7時の閉門時間が近付きさらに車は減っていそう…
しかも大通りまでは約5kmと徒歩なら1時間以上かかってしまうので、到着した頃には誰もいなくなってしまう可能性もある…
そうなると応援を呼ぶのは明日に持ち越されるため前輪が砂に埋もれたこの車で一晩を過ごすハメになりそう…
まー別にそれはいいができることなら今日中に脱出し宿へと戻りたい…
スカイダイビングもあるし…
そんな話をしつつ一旦休憩…
まだまだ日は落ちていないので若干の気持ちの余裕はある。
まーヒデくんの足にいつの間にかけっこうデカいクモが張り付いていてプチパニックになったりはしたが…
よし!!
ほなテッペー達に賭けつつもこっちもがんばらねば!!!
…
とはいうものの目の前の車はもはや軽くジャンプして前のめりに地面に突き刺さったみたいになっている…
これムリやろ…
おとなしく助けが来るのを待とうか…
…
約1時間後…
来ない…
助けどころかテッペー達も戻ってこない…
やはり車が通らないのであろうか…
気が付けばずいぶん日は沈み徐々に薄暗くなり始めている…
気温も若干下がってきたような…
時計を見るともう7時を回っている…
これはアカンパターンちゃうか…
どうしよう、このままじっと彼らを待つか…
それとももうひとふんばりしてみるか…
…
しかしもうできることといったら前後のタイヤの周りの砂を全てほじくり返すという途方もない作業のみ…
中途半端に掘ったところで脱出できないのは証明済みなのでやるなら徹底的にせねば…
まーめちゃくちゃ面倒くさそうやけど…
でも時間はかかるかもしれないが、砂さえ除去して周りを平らにしてしまえばさすがに車も動くのではないか!!!
どうせ待つ間の時間することはないので悪あがきしたろやんけ!!!
ヒウィゴー♪ヽ(´▽`)/
ということで3人でひたすらタイヤの周りの砂から掻き出し始め、ボディの下まで潜り込んで少しずつ車を平行に戻していく。
サラサラの砂なので掘っても掘っても周りから砂が押し寄せてきて思うように進まずかなりイライラするが、それでもひたすら足を突っ込んだり後ろの砂を遠くに捨ててもらったりしながら作業を続ける…
↑これ同じ日の出来事やでな…
はぁ…
気が付けばもう完全に日が沈み、辺りが真っ暗になった頃ようやく遠くの方からテッペー達の声が聞こえてきた。
歩き疲れたであろう彼らの話によるとどうやらこの時間の間に通った車は1台きりだったらしく、彼らもその1台を発見した時は狂喜乱舞し、これでもかというアクションで助けを求めたのだとか。
ところがなぜかその車は彼らを一瞥しただけで高速でスルーしていったのだそうな…
な、なぜだ…
あとはもう待てど暮らせど車は1台も通らず、閉門時間を過ぎてしまったところで戻り始めたということだった…
お疲れさんでしたな!!
そーか…
助けが来ないと確定してしまったのならもう今のこの作業に全てを賭けるしかないな…
もうかなりのところまで掘り進んでいたのであと少しだけがんばってみる。
そしてこれが最後のチャンスとばかりに全員で力を合わせて前から後ろへ押してみる!!!
1…
2…
3…
うううううおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!
シャリシャリシャリ!!!!!
ゴリャ!!!!
ゴパパパパパパパ!!!!!!
ギュイン!!!!!!
( д) ゚ ゚
ちょっと動いた!!!!!
すぐに止まってしまったが確かに50cmぐらい動いた!!!!!
しかもさっきまでよりも体勢は良くなっている!!!!
コレいけるんちゃうんけ!!!!
一同にわかに活気付き、疲れも汚れも忘れてまたもや下に潜って砂を掘る作業を再開!!!
ライトで照らしてもらいながら足を突っ込んでは砂を掻き出し、その砂を後ろに移動させる!!!
ちょっとずつだが再び車体が真っ直ぐに近付いてくる!!!!
約30分の格闘の末先ほどと同じように押し出せる状態にまで持ってこれた!!!
おっしゃ!!!
ほないくぞコラ!!!!!
おりゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!!!
シャリシャリシャリ!!!!!
ギュルルルルルルルルル!!!!!!
ギャギャギャ!!!!!
ギョイン!!!!
今度は1メートルぐらい動いた!!!!!!!
もうすぐそこには平らな地面が!!!!!
おっしゃボケ!!!
もうちょいじゃ!!!!
もはやなかなかに疲れ果てていたが、最後の気力を振り絞り恐らく最後になるであろう砂の掻き出しに取り掛かる!!!!
ここまでくると要領も心得ていて作業もやたら素早くなっており、短時間でベストポジションを形成することに成功!!!!
おぉ…
これでいけるやろ…
マジで頼むで…
ドクン…
ドクン…
全員配置に着く…
ふぅぅ…
1…
2…
3…
ボォォォケェェーーーーーーー!!!!!!!
シャリシャリシャリ!!!!
ゴリョゴリョゴリョ!!!!
ギュイィィィィーーーーーン!!!!
…
♪ヽ(´▽`)/
完全に窪みから脱出!!!!!
出たーーーーーーー♪ヽ(´▽`)/
うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
よっしゃーーーー!!!!!!
もう脱出した瞬間全員声を揃えて「ウオォォォォーーーーッ!!!!」と叫び、ハイタッチをしまくりしばらく興奮の余韻に浸り倒してしまったほど嬉しい!!!!!
まー別にここで出られなくとも明日になればどうにかできた話なのかもしれないが、それでも自力で脱出できたことが嬉し過ぎてテンションマックス♪ヽ(´▽`)/
とにかく今日中に宿へ戻れるのがナイス!!!!
やっぱり諦めずに続ける事が大事やな!!!
安西先生も言ってたし!!!!(スラムダンク)
そしてベクトルを合わせてみんなでがんばることの素晴らしさ!!!!
う~ん…
ステキ♪ヽ(´▽`)/
とりあえず車に乗り込み安全な道まで戻ってから帰路へ!!
車内では全員笑顔を隠し切れず先ほどの脱出劇についてあーだこーだと盛り上がったりしていた!!!
ふぅ…
いやー疲れた…
でも結果オーライなので心地よい疲れではある!!!
閉門時間は過ぎているが門の所に事務所があったので警備員が駐在しているはず!!!
あー良かった…
体中砂だらけやし車も洗車せんとアカンしとにかく宿に戻りたい…
あ、門や。
やっぱ閉まっとるわな…
えーと…
警備員は…
…
♪ヽ(´▽`)/
門の前で車中泊。
おやすみなさい。
↓を押すと、時間がかかってどうもスミマセンね。
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