体調悪いよワットポーの巻!!バンコク♪ヽ(´▽`)/
2021/11/08
2008年4月14日(月)
交通事故や怪我の回数、社用車破壊台数や契約したお客さんのリースの予審が通らない率(いわゆるブラック)が激高だった(例、入社前会社全体で1%とかだったのが僕が入社後、僕の案件だけで5%とか…)僕はある時わりと大きな契約を纏めました。
他社からの乗り換えプラス知名度の高いお寺、尚且つ金額もそこそこ大きめという色々メリットがありそうな案件。
だったのですが、そんな時に限っていつも工事を依頼していた業者さんが敷地内の建造物を破損したというクレームを受けます。
上司と現場に向かい結果的に事なきを得たものの、今までに工事クレームを受けた事がなかったほど腕の良い業者さんだったので上司に「やっぱりお前呪われてんちゃうか?」と半分真顔で言われます。
そんな現場からの帰り道…
運転している僕に上司が
「よー…お前1回お祓い行けよ!」
と提案してきました。
なんでやねん…
小学生の頃、道端で死んでいた猫を桜の木の下に埋めたことがあるという話を以前上司にしていたので彼は「お前はその時の猫に呪われてる」と大真面目に言うのです。
なんで呪われるねん…
この人ギャグかなと思い笑って受け流そうとすると、思いの他上司は真剣で彼のツテで祈祷師を紹介できると力説してきます…
いやいや、いいです!笑
引き下がらない上司…
さすがにちょっと笑ってしまい、「全然大丈夫ですって!笑」と言いながら窓を少しだけ開け、吸っていたタバコを外に捨てました。(この時のマナーは最低でした…今ではタバコのポイ捨ては絶対しません。)
すると…
タバコがブーメランのように空中でこちらに向きを変え、5cmほどしか開けていなかった窓から車内に戻り、運転していた僕のスーツの襟首の中にものすごいスピードで突入!
アヅッ!!!
首筋に刺すような痛み!!
ヤバイ!!!
慌てふためいて側道に停車し、煙を見て驚いた上司が大急ぎで火を消してくれたため大事には至りませんでしたが、スーツの襟首には数センチの穴が空いてしまいました…
熱かった…
てかこんな事ある??
ポイ捨てのバチが当たったんかな…
と反省していると上司は全く違う受け取り方をしたようで、顔面真っ青になり
「お前マジでお祓い行けや!!頼むわ!!!」
とヒートアップ…
なぜそうなる…
それでも取り合わなかった僕を尻目に上司は今の出来事を真剣に社長に電話で報告している様子。
大げさ過ぎるやろ…
数十分後に帰社した僕を待ち受けていたのは不機嫌極まりない顔をした社長でした…
社長は開口一番、
「お前なんでお祓い行けへんのじゃーーーーーっっっ!!!!!」
ブチ切れです。
恐らく世界広しといえど『お祓いに行かない』という理由で怒られる社員などコンマ数パーセントしかいないのではないでしょうか…
元々信心深い社長は先ほどの猫の話を持ち出し、上司と同じでやはり猫に呪われていると真顔で説いてきます。
どうしてもお祓いに行かせたい様子…
マズイ…
仕方がないので
「今までの事故などの出来事は全て自分の不注意が原因で起こった必然的な結果であって、むしろ猫が守ってくれたからこそ命に関わるような事態になっていないのかも知れません。」
というような方便をそれっぽくテキトーに並べて応戦してみたところ、
「一理ある。」
となぜか社長は納得してくれました。
が、代わりに
「数珠買ってこい!」
と謎の発言…
なんでやねん。
僕の説に半分納得はしたものの不注意だけでは済まない件もあったため、せめて何か悪い運気を祓えるようにとの事…(決してオカルトな会社ではなく普通の営業会社なので悪しからず…笑)
面倒くせー…
そもそもあんまり何かを身に付ける習慣がないため気乗りしないことこの上ない…
露骨に嫌そうな顔をしてみると
「今すぐ買いに行け!」
わざわざ車で1時間かかるちょっと大き目の仏具店まで買いに行かされます。
どんな業務内容やねん…
店に着き、店主のオッちゃんにどんな数珠を探しているのか尋ねられ、社長から口を酸っぱくして「水晶の数珠を買ってこい!」と言われていた事を告げると、オッちゃんに「水晶は悪い気を吸い取ってくれる」と漫画みたいなことを言われ5000円ぐらいの数珠を見せられました。
まー何でもえーかと買おうとした瞬間、ちょっとオシャレな黒い数珠を発見!
値段も同程度!
これにしよう♪ヽ(´▽`)/
オッちゃんに水晶じゃないけどえーのか?と念を押されますが、数珠なら何でも一緒やろというノリで購入し、そそくさと会社に戻りました。
会社に入るやいなや「買ってきたか!?見せてみろ!」と言われ、得意満面に先ほどの黒い数珠を見せたところ
「水晶って言うたやろボケ!!!買い直して来んかい!!!」
再び1時間かけて店に行き、オッちゃんに「それみたことか」と呆れられ、先ほどのおススメの水晶数珠を買って戻りようやく社長の機嫌は直ったのでした…
なんやこの話。
その後事務作業をしている時に突如紐が切れて弾け飛びわずか数ヶ月でお釈迦になった初代数珠を箱に戻し、同じ店で買った二代目数珠を身に付けた辺りで社内になぜか数珠ブームが起こり、みんな数珠を身に付けていたため見た目だけでみるとやたら怪しい会社になっていた時期もありましたな…
懐かしい…
…
まー数珠を身に付けたその後も普通に事故やブラックを引き続けましたけどね。
そらそーやろな。
そんな信心な今日の1曲♪
『グングニル』 Bump Of Chicken
歌詞がスゲー好きです♪ヽ(´▽`)/
~~~~~~~~~~~
ソンクラン2日目。
今日は朝からワットポーを見に行く予定だったがリュータくんが起きてこなかったので昼まで待つ。
体調の方は下痢は少しマシになったようだが寒気がキツい…
体の節々がやたら痛くて体もダルく、かなり熱があるっぽい…
どうやら完全に風邪をひいてしまったらしい…
はしゃぎすぎたわ…
真ん中が昨日のボクサーパンツ。
とりあえず水をガバ飲みし、コーイチとユースケくんと3人で語ったりしていると、11時ぐらいにリュータくんが起きてきたので体調は気にせず出かける。
ワットポーまではママズから歩いて30分とけっこう近い。
細い路地を抜けカオサンロードに出ると、昨日と同じ状況が展開されていた。
が、今日は水着を着ていなかったので上手いこと水を避けながら人ごみをかきわけ気合いで進む。
なんとか激戦区を突破し、主要道路へと出ることができた。
途中ムエタイの道場をみかけた。
平和やなー。
ワットポーへ到着するまでリュータくんといろいろ話をする。
彼は1週間前にバンコクにやってきて、これから西に向けて80万円で行ける所まで行ってみるらしい。
オモシロそーやなー!
話してるとワクワクしてくるな!
…
しかしクソ暑い…
天気が良すぎるバンコクはラオスと同じマキシマムザ炎天下。
熱っぽい体にはまーまーこたえるぜ…
その後しばらく歩きフラフラになりながらワットポー到着。
寺自体は無料で入れるが、目当ての寝神仏の建物へは入場料が必要。(50バーツ)
入り口には注意書きがあり、宗教的な理由で半ズボン、帽子、サンダルを着用していると入れないらしい。
いざ中に入ってみると、すぐのところにいきなりドデカい頭が見えた。
デッケ~~~~~!!!!
奈良の大仏が寝転がったぐらいの大きさ!!!
寝神仏はヒジで頭を支えた状態で寝転び、奥に向かって足をズドーンと伸ばしていた!
サガットのステージの仏像よりもさらにデカくて金ピカ!!
鬼のようなありがたさ!
顔。
胴体。
反対側。
足の裏。 タトゥーに厳しい社会に「仏像も足の裏に刺青入ってますよ」と言ってみたらどうか。
ただ、たしかに想像以上のデカさにビックリしたが、建物の中にあるため柱が何本もあって見にくかったり、観光客が多すぎてゴチャゴチャしたりしているので踊ったりはできなさそう…
スキをうかがったりもしたが、一向に人が減る気配はなかったので写真だけになってしまう…
やっぱり動画を撮るためにはアユタヤーに行くしかないな。
ワットポーを後にしついでなので色々見て回ろうとしたが、おそらく熱がガンガンに上がってるっぽく変わることない炎天下にぶっ倒れそうになる…
もはや歩くのさえもキツくなってきたので近距離なのにタクシーを拾って帰る。
カオサンに着き、セブンイレブンの横にある薬局で風邪薬を買い、パンと一緒に流し込んでからしばらく横になる…
今日がもったいねー…
日にちもないのに最悪やな…
5時ぐらいに目覚めメールをチェックすると、カンボジア行きのバスで一緒だったチョクからメールが入っていた!
チョクの携帯に電話すると、友達と一緒にカオサンに来ているらしいので晩飯に行くことに。
チョクは友達のノリと一緒にママズまで来てくれたので、しばらく下のベンチがあるところで話をする。
ノリはチョクと小学校からの友達らしく、タイには何度も来ていてタイ語もしゃべれるナイスガイ!
やたらタイについて詳しいノリは本職は板前なのだとか。
色々と話をしながらチョクがお勧めのグリーンカレーの店へ行く。
日が沈み始め、少しだけおとなしくなったカオサンロードを歩く。
まだまだ水かけ祭りは続いているがさすがに参加する気力はない…
水をかけてくる猛者どもをテキトーにあしらいながら店に到着し、さっそく全員グリーンカレーを注文!
チョクがグリーンカレーは最高にウマいと言っていたのでかなり期待したが、全然好きじゃなかった…
ウマそうに食べるチョクには悪いが、腹が減っていたのに少し残してしまったぐらい微妙…
タイ飯は今のところ全然イケてない…
まー他に美味しいものがあるんやろうけどな。(今では大好きタイ料理)
食べ終わってから店でしばらく話をしたあと、チョクが彼らの泊まってる宿に誘ってくれたが体調がすこぶる悪かったので遠慮しておく。
ノリはもうすぐ日本に帰るらしいが、チョクは来月インドに旅立つと言っていた。
チョクもノリも俺と同い年。
愉快なヤツがいっぱいおるな~!
またどこかでな!!
ノリ。 チョクは写真が苦手らしい。
彼らに別れを告げママズに戻ると、夜の街に繰り出したはずのスグル達がまだいたので5人でしばらく話す。
明日俺とスグルとリュータくんとヒデくんの4人で虎がいるタイガーテンプルに行くことになった。
そのままみんなはハッポンという歓楽街へ向かったが、俺はぶっ倒れていた…
男しかおらん。
リュータくんも新しく部屋にやってきた写真好きの兄ちゃんと一緒に晩飯に行ったので、一人でベッドにうずくまっていた…
うぉぉ…マジでしんどい…
クソダルい…
目をつぶってじっとしているといつの間にか小1時間ほど経っていてリュータくんたちが戻ってきていた。
すこ~しだけマシになったので3人で色々しゃべってからシャワーを浴びて再度眠りに就く。
夜中に物音で目覚めると、コーイチが帰ってきていたので、歓楽街の様子を尋ねるとどうやらめちゃくちゃ楽しかった様子。
う~ん、うらやましい…
コーイチは明日の朝一で日本に帰国してしまうらしく別れの挨拶をし再び眠る。
明日のために体調を戻しておかねば…
現在地
タイ バンコク
カオサン ママズゲストハウス
↓を押すと、地元の友達とBBQへ行った際、マキシマムザホルモンの『恋のメガラバ』を爆音で流してふざけて踊ったところ、腕を振った瞬間にスポっと抜けて林の中にすっ飛んで行った二代目数珠にナンマンダブツ。
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