スカスカやんの巻!!広州♪ヽ(´▽`)/
2021/11/03
2008年4月1日(火)
先日記載したように見事に留年した僕は、野球部の監督に「留年生は公式戦に出られない」という衝撃的な事実を告げられてしまったのでそのまま野球部を退部し、アホみたいに地元の友達と遊びまくる日々を過ごします。
学校はといえば、元々年下と仲が良かったため苦もなく新たな学年に馴染むことができてなかなか楽しいスクールライフ。
別の学校に進学した弟の地元の友達が僕の学校に数人いたのも馴染むのが早かった理由の1つでもあります。
そして部活を辞めたことでほんの少しだけ勉強もマシになったこともあり、なんとか2年生に進級することができました。
良かった…
ところが…
あれはたしか9月頃…
地元の友達の家で遊んでいると、同じく別の高校を留年していたアサイ(騎馬戦骨折の彼)が
「よー、一緒に学校辞めて俺んちの商売手伝えへんけ?」
と言ってきたのです。
彼の母親が経営するお好み屋の人手が足りず、留年してからはほぼ学校に行っていなかったアサイは中退してお好み屋を手伝うという話になっているのだそう。
そこで彼と同じ境遇の僕を誘ったということですね。
そんな突然の誘いを受けた僕はなぜかこの時
(めっちゃオモロそうやん!!)
と瞬時に思ってしまい、その週には学校を辞めてしまったのですな…
この頃はいつもたまり場にいる友人が20人近くいて、その中で高校に通っているのは僕も含めて半分もいなかったため辞めるのに抵抗がなかったというのもあります。
『一身上の都合により退学します。』
とかなんとか厨二病くさい退学届けを提出し、意気揚々と学校を辞めた僕は約束どおりアサイのお好み焼き屋で働き始めました。
お好み焼き屋はなかなか楽しく、仕入れを手伝ったり調理をしたりと忙しくも愉快な職場で仕事が終わればそのままたまり場へ直行して夜中まで遊ぶというような生活でしたな。
そんな生活を続けていたある日…
仕事をしながらふと、
(この生活ずっと続けるんかー…)
とちょっとモチベーションが下がってきた時にオトンに、
「おい、今の生活
おもしろいか?」
と言われました…
おぉ…
とっさに
「おもんないわ…」
と答えた僕にさらにオトンは
「大人になったら嫌でも働くことになる。遊べるのは学生の間だけやぞ。今からムリして働くことないやろ…高校に戻れや!」
と言い放ちます。
むむ…
確かに…
でもさすがにもう辞めてしばらく経つのに復学はムリじゃないかと答えると、ダメ元で連絡してみろと言われたため担任の先生に電話をしてみました。
「先生、俺学校戻りたいねんけどいける?さすがにムリやんな?」
「おぉ…そうか…
…
お前の退学届けの字が汚な過ぎてまだ教育委員会に提出してないわ。笑
戻ってこいよ。」
復学しました♪ヽ(´▽`)/
辞める時、同じクラスの皆に寄せ書きまで書いてもらったのにシレっと戻って来たためクラスは大爆笑でした。
オトンとフクダ先生ありがとう!!
そしてアサイよ…あの時はゴメン!!(当時も謝りまくりました。)
いや~、戻れて良かった!!
ビバ!スクールライフ♪ヽ(´▽`)/
…
もちろん留年しました。
(3学期の学年末の終業式で通知表を渡す時になぜか僕だけ呼ばれず、皆が内容に一喜一憂している最中一番最後にコソっと呼ばれ、「お前2コ下でもイケるやろ?」と言われながら渡された通知表を見ると14教科全てが赤点で、先生に「こんな通知表初めて見たわ」と笑われた記憶。今でも記念に残してあります。)
そんな幸運な今日の1曲♪
『助演女優症』 back number
めっちゃ切ないっスわ~…
~~~~~~~~~~~
朝9時に目覚める。
ついに4月になってしもた。
フロントに行くとユイちゃんという日本人の女の子が一人でいた。
彼女はニュージーランドにホームステイしていて、帰りに香港に寄ってみたらしい。
話をしながら朝飯を食べに行く。
写真を見せてもらったりしてると彼女が空港に行く時間になったのでバス乗り場まで見送る。
その後昼ぐらいまでネットで中国の情報を調べたりしていた。
さー俺もそろそろ中国入りやな。
お世話になったラムさんとネットカフェの兄ちゃんに別れを告げ尖沙咀を出発。
広州行きの電車があるホンハム駅まで行き換金所でHKDを中国元に換金して切符を買う。
出発まで時間があったので外の屋台で売っていた干し肉を食べてみるとこれまた非常に美味しい!
やはり香港は何を食べても美味しいな…
たぶんビールのつまみっぽい。
駅内をうろついていると時間になったので、15:47発のT804という電車に乗り込む。
ハプニングから始まったが楽しい思い出だらけの香港。
今度来る時はもっとお金を持って来て豪遊しよう!
次は前評判があまりよろしくない中国。
実際この目で確かめたろかい!
ということでいざ広州へ。
乗り込んだ電車内はけっこう広く、ミネラルウォーターもついてたりして快適。
しかしなぜか床が濡れていたらしく、足元に置いていたバックパックの底が水浸しになる…
なんでやねん…
それ以外は順調で、広州までは3、4時間と思ってたら実際は1時間半ぐらいだったらしくあっと言う間に到着。
今までで最速の国境越えやったな。
さー、新しい国やな!
と言っても香港も中国領やし一緒の国扱いなんかな?
いや、政治的にはどうか知らんが昨日のパトリックの話ぶりからすると間違いなく別の国なのであろう。
とは言いながらもその政治的な恩恵なのか中国の入国審査はほぼスルーだった。
そんなこんなで降り立った広州の駅はバカでかい。
そういえば中国ってなんでもデカいんやったっけな。
時刻は17時30分。
まずは宿と思いとりあえず駅の外へ出てみる。
おぉっ!!
外もめっちゃ都会やん!!
やっぱりなんでも実際見たら違うもんやな。
勝手に抱いていた中国の田舎くさいイメージはふっ飛び、高層ビルが立ち並ぶ光景に驚愕。
こんなトコやったらゲストハウスみたいな宿ないんちゃうんかな…
しかも雨降ってるし探すのも面倒くさそう…
すると駅前でタムロしていたホテルの客引きのオバチャンが近寄ってきたため話を聞くと、宿の値段は香港よりかなり安いようだ。
近くだったので歩いて見に行くとなかなかキレイなホテル!
もうここでヨシ!
荷物を置き、傘を借りて外へ出る。
辺りは薄暗くなっていてちょっとえー感じ。
しかし中国に入った瞬間からめちゃくちゃ寒い…
4月なのに…
悪天候というのもあるのだろうが今の格好では震えが止まらないぐらい。
でも持ってるのは薄着ばっかりやねんなー…
…
と思ったらタカちゃんが帰国する前に念のためって事で長袖のジャージをくれたのを思い出した!
一旦宿に戻りバックパックの奥底に眠っていたジャージを取り出す。
暖かいがな~!
タカちゃんありがとう!
靴と長ズボンも一応持ってきていたのでなんとか寒さには耐えられそう。
身支度を整えたところで再度街へ繰り出す。
広州には滞在するつもりはなく、水墨画のような景観で有名な桂林という所に行きたかったので、まずは桂林行きのバスチケット売り場を探さねば。
その前に腹が減ったので中国一発目の飯にしよう。
ホテルを出てちょっと駅のほうへ歩いたところに小さな食堂を発見。
入ってみると店内は飾りっけなどなくめちゃくちゃ殺風景。
メニューはもちろん漢字表記。
でも英語と違って漢字やったらなんとなく分かるやん。
中国はひょっとしたらあんまり苦労せんかもな!
と思いメニューに目を通す。
什景炒麺???
軟炸鶏??
読めん…
イメージすら沸かん…
いや、麺と鶏なのは分かるが…
いろんな人が中国は漢字社会なので筆談できるし書いてある事は大体分かるよ。
とか言っていたがウソですな…
茶と焼き飯ぐらいしか分からんわ…
そもそもなんか漢字が略語みたいで全然読めんし…
わずかなヒントをもとに料理を想像する作業に取り掛かるが、チンプンカンプンなのでとりあえず最初に目に付いた什景炒麺にしてみる。
まー麺には違いないやろ…
チンプンカンプンとか久しぶりに使ったわ。
店内に客は俺一人。
閑散とした空間の中、厨房のオッサンが麺を炒めるのが見える。
5分後に並べられた料理は五目焼きソバ!
什景炒麺は五目焼きソバなのか…
什景てなんやねん…
そして量がハンパじゃく多い!
軽く2人前はあるぞ…
頼み方間違えたんかな…
什景炒麺。
まーでも腹が減っていたので問題なくいただく。
そういえばどこかで中国では出された料理は少しだけ残しておくのが礼儀というようなことを聞いたような…
それって食堂とかでもそうなんかな…
一応気になったので少しだけ残した…
五目焼きソバはなかなかの美味しさ!
腹いっぱいになったので食堂を出てさっそく地球の歩き方に載っていた広州駅付近の地図を頼りにバスターミナルを探す。
しかし地図をどう見ても目の前の街並みと一致しない。
駅付近の地図なので間違いようがないハズなのに、隣にあるはずの建物がなかったり道の形が違ったりしている…
ひょっとして地図が古いとか…
中国は近年目覚しく発展したらしいので道も建物も変わってしまったんかな…
もしくは何やら政治的な理由で詳しい地図が載せられないとか…
そんなバカな…
ちゃんと地図にも広州駅と書いてあるにも関わらずここまで違ということはやはり急速に発展説かも…
ここまで違うのなら伝家の宝刀『地球の歩き方』が役に立たんな…
せっかく買ったのに…
しかたがない、テキトーに探すか…
一応地図にはバスターミナルは駅の近辺ということになっているし大きな建物っぽいのでさすがに発見できるやろ…
と思い歩き始める。
途中ショッピングモールみたいなところでは浜崎あゆみのポスターが貼ってあったり曲が流れていたりした。
中国でも人気なんやな。
しかし都会なのになぜか全体的に薄暗く、ネオンが乏しうえにエスカレーターの速度が異常に遅い…
さらに巨大なモールの中はほぼテナントが入っておらずスカスカ…
エスカレーターは大げさじゃなくて2階に上るのに2分は絶対かかる…
電力不足ちゃうのか…
外見は派手なんやけどな。
そんな感じなのにビルは超高層でたくさんあり、雨の仕業で上の方は霧がかかっていてバットマンのゴッサムシティみたいになっていた…
あのビル群も中はスカスカなのであろうか…
などと考えながら広州の繁華街を歩き回るもやっぱりターミナルは見当たらない…
そんなハズないと思うねんけどなー…
ふと時計に目をやると21時。
寒いし疲れたので明日探すことにした。
イマイチ伝わりにくい写真。
タバコが切れたので中国タバコを求めタバコ屋に行くと、『紅玖王』という青色の見た目が斬新なタバコを発見&購入。
中のタバコも全部青。
すげー…
これは日本にはないな。
味は普通。
疲れていたのか宿に戻って風呂に入ってすぐに寝てしまう…
明日は晴れてくれるといいな~。
現在地
中国 広東省 広州
尤川大厦
↓を押すと、修学旅行で長野へ行った際、帰りのパーキングエリアでお土産を買っていると、たまたま修学旅行の日程がカブっていた別の高校に通う弟と遭遇し、その場でお土産を交換して盛り上るというネタができてナイスです。
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