ある日ドミの中、クマさんに出遭ったの巻!!バンコク♪ヽ(´▽`)/
2017/08/03
7月23日(日)前編~
初っ端のカード問題がずいぶん間抜けな形で影響を及ぼしてくれそうです。
それはまた後ほど…。
そんな不穏な今日の1曲♪
『だいじなこと』 back number
ステキな曲ですね!!
この人達のメロディラインが非常に好きです。
「さびしい事も悲しい事も昨日に置いてこられたらいいのにな~~~~~~~」
深けぇーな~。
~~~~~~~~~~
朝方5時…
…
屋上で話してからそろそろ寝ようぜと下へ降りてきて共有スペースを片付けている時に、
「あれ…
僕のバッグがないです…」
フリーズするマサくん…
共有スペースに置いてあったハズの彼のバッグ(パソコン、iPad、カメラ、財布が入っている超貴重品)が消えているのだとか…
そんなバカなとみんなで探しまくるも出てくる気配はない…。
絶対にここに置いたと言い張るマサくんの記憶違いに期待してみるが他の数人もここにあったのを確認していたようなので置いたのは間違いなさそう…。
…
これは…
…
まさか泥棒が…
いや、しかし…
屋上で離れていたとはいえ5人ぐらい起きていたのに誰も物音を聞かないなんてことがあるだろうか…
しかも電気も点いていたのに…
…
あれ…???
そういえば数10分前にサンダルのような足音を聞いたような…
するとハルちゃんも足音を聞いたと言う!!!
これは!!!!
泥棒の足音と決まったわけではないが、もしかしたら偶然起きてきた誰かがマサくんのバッグに気付き、盗まれないように部屋へ持って帰ってくれたのかもしれないという可能性も浮上!!!
でもそれならそれで置き手紙なりなんなりでバッグを移動させた事を知らせておいてくれなければこんな事態になるのは目に見えよう…。
う~ん…
やっぱり違うのか…
…
が、今の時点ではまさか全員を叩き起こして回るわけにはいかず確認作業も昼に持ち越しになりそう…。
…
「あっ!!!!そうだ!!!!
iPhoneを探す!!!!!」
おぉ!!!!!
そーや!!!!!!
つい数日前に俺が試しまくっていたあの技やんけ!!!!!
幸い?なことにバッグにはiPadが入っている!!!
アプリを使えば例えスリープ状態でも検知できるらしい!!!!
もちろんiPadがオンラインである必要はあるものの先ほどの期待どおりこの敷地内にあるのならWi-Fiに接続しっぱなしになっているはずななので、少なくとも外部から盗まれたのではないことだけでも確定させることができる!!!!
それだけで安心感はハンパないハズ!!!!
まー逆に言うとオフラインと表示されれば外部から盗まれたことが確定してしまうワケだが…
お願いします!!!!!
という期待を込めていざ起動!!!!!!
「端末はオフラインです。」
終わった。
…
一瞬動きが止まり、努めて冷静に
「まーここにはないってことですよね。」
と声を絞り出すマサくん…
リスクの分散をしていなかったためキングオブ貴重品オンリーだった彼のバッグ…
こ、これは…
日本に帰国も視野に入る衝撃的なアクシデント…
マジかよ…
…
するとタケくんが、
「部屋にはないの?」
マサくんの部屋はヒロさんと同室で、ヒロさんが中から鍵をかけて眠ってしまったため彼は中に入れずにいたのだった。
「可能性は薄いけどヒロさん起こして確認してみたら??どうせ部屋に入らないといけないし。」
まーせやな…
でも可能性低いやろけど…
ということでヒロさんを起こしに行くマサくん。
…
充電が100%のiPadがオフラインと表示された時点でここにはない可能性が激高なので期待はできんやろなー…
…
…
…
「あった…」
えっっっっ!!!!!!????????
「ホントお騒がせしてスミマセン!!!!ヒロさんが持って帰っててくれました!!!!!!」
おおおおおおおっっっっっ!!!!!!!
マジかぁぁーーーーーーーーっっっっ!!!!!!
♪ヽ(´▽`)/
♪ヽ(´▽`)/
♪ヽ(´▽`)/
♪ヽ(´▽`)/
良かったなーーーーーーー!!!!!!!!!!
「うおぉぉぉおっしゃあぁぁーーーーー!!!!!!」
喜び爆発のマサくん!!!!!
そらそーなるわな!!!!!!
みんなも一安心!!!!!
ホンマ見つかってよかったな!!!!!!!
てかヒロさーーーーーーーん!!!!!
せめて置き手紙ーーーーーーーーー!!!!!!!
でもこれで安心して眠れる♪ヽ(´▽`)/
緊迫した空気も一気に緩み和やかモードへ。
気がつけば5時半…
さすがに眠たいので解散しシャワーを浴びて眠りに就く。
はぁー、一件落着♪ヽ(´▽`)/
…
…
のハズが…
…
シャワーから出て部屋に戻り、iPhoneを充電器に繋いでベッドに寝転がった瞬間…
…
ドアの隙間から視線が…
え…
!!!!!!!!!!
ドアの隙間から目が2つ!!!!!
誰かおるっっっ!!!!!!!
しかも絶対宿泊客じゃない!!!!!!!
誰!!!!??????
得体の知れない誰かと体感で5秒ぐらい目が合う…
もしかして泥棒か???
とりあえずドアを開けてみる…。
するとそこにはタイ人の若者がドアノブを握り締めて突っ立っていた!!!
え…
「マイシスター!!!ドアロック!!!!」
は?
「マイシスター!!!ドアロック!!!!!」
階段の下を指差しながら叫ぶ兄ちゃん…
え…
全然分からん…
「マイシスタードアロック!!!!!」
と連呼しながらドアノブの鍵のボタンをガチャガチャと押す兄ちゃん…
…
たぶん言いたいことは「ドアに鍵をかけておかないと危ないぞ」ということなのだろう…
マイシスターはさっぱりだが…
というかコイツ絶対泥棒やでな…
俺に見つかったもんやからとっさに言い訳カマしてるっぽい空気ビンビンやん…
ちょっと余所見したらダッシュで逃げ出しそう…
ということでなおもドアノブをガチャりながら「マイシス(略)」と繰り返す兄ちゃんの腕を上から掴んでみる。
言葉を切って睨んでくる兄ちゃん…
なにやら低い声でつぶやいたがさっぱり分からない…
いやいや…
何イキってんねん…
こっち何人おると思ってんねん…
とにかくまずお前は誰だと聞いてみる。
「マイシス(略)」
いやいや、誰????
「マイシス(略)」
いやいや、誰やねん!!!!!
「マイシス(略)」
だんだん声がデカくなってくる…。
ほんで誰なん?????
「マイシス(略)」
通じねー♪ヽ(´▽`)/
もっと違う単語しゃべれやボケ!!!!!
針飛んだレコードかよ!!!!!
埒あかんわ!!!!
とりあえずもしこいつが急に暴れ出した時のために誰か起こしておこう。
ということでドアの前で腕を握りしめたまま謎の格好で全員を叩き起こす。
俺自身も若干把握できていなかったが、寝起きで状況が飲み込めないままのみんなに軽く説明をして全員で取り囲む。
変わらずマイシスターと叫ぶ兄ちゃん…
…
もしかして掃除のオバちゃんの息子???
とか、
ピジューの友達???
とか頭をよぎったがそれにしても不自然…
ドミの中を覗く必要ないやろ…
まーそのシスターとやらが誰なのか分かれば一番早い!!!
下に連れて行こう!!!!
すると下のキッチンへ降りた瞬間から言っている事が一変し、急にタケコさんの部屋を指差し、
「マイフレンドだ!!!!!」
( д) ゚ ゚
シスターどこいってん…
フレンド???
聞き返すと兄ちゃんは勢い良くタケコさんの部屋を指差し、
「この部屋だ!!!!」
と叫びながらドアを開けた!!!!
「違う部屋だ!!!!」
( д) ゚ ゚
ええええぇぇぇ…
一瞬の迷いもなく自信満々にドア開けてそこ間違う!!!????
お前は友達の部屋から来たんちゃうんかい?????
わからん♪ヽ(´▽`)/
なんなんコイツ♪ヽ(´▽`)/
今度はキッチンの向かいの棟を指差してフレンドの部屋だと叫ぶ兄ちゃん…
一応ピジューの友達なのかと聞いてみると、
「イエス!!!」
めっちゃくちゃドヤ顔…
なんならちょっと勝ち誇ってる感まである…
おや~…
マジでピジューの友達なん????
泥棒ちゃうの????
俺らの勘違いなん????
ただたんにピジューの部屋からトイレにでもやってきてドミの部屋が半開きになっているのを心配して鍵を閉めに来てくれた親切な兄ちゃんなん…???
…
…
なワケあるかボケ!!!!!
ピジューの部屋そっちちゃうわ!!!!!!!
もーえーからドヤ顔やめろ!!!!!
とにかくピジューに確認を取らなければならないので先にユカリちゃんを起こして状況を説明しピジューを呼びに行ってもらう。
もちろんユカリちゃんも兄ちゃんを見たことがあるハズもなく、呼ばれてやってきたピジューもやってきた瞬間から「誰だコイツ」と当然のツッコミを入れていた…。
さーほれ見たことか!!!!
もう誤魔化し切れんぞこのチンカスが!!!!
観念してお縄につけアホンダラ!!!!!
問い詰めるピジュー!!!!!
「違う!!!俺はロン毛の日本人に入れてもらったんだ!!!!」
( д) ゚ ゚
う・そ・こ・け・ボケーーーーーーーーー!!!!!!!
お前さっきはシスター言うとったやんけ!!
ほんでピジューの友達設定どこいってん!!
しかも今ロングラックにいる宿泊客の中でロン毛はタケくんしかおらんわ!!!!
ほんでヤツとはさっきまで一緒におったわ!!!!
そもそもユカリちゃんとピジューに確認も取らずにタケくんが部外者を中に入れるワケないやろ!!!!!
何をしらこい事言うとんねんーーーーーー!!!!!!!!!
それらの事も含めてピジューに問い詰められまくる兄ちゃん…
が、もう開き直ったのかふてぶてしい態度のままソファーに腰をかけて「俺は悪くない」と言わんばかりの顔で言い訳を連発…
通じるかボケ!!!!
兄ちゃん。
吼える兄ちゃん。 Tシャツかわいいなオイ!!!!
恐らく無職でTシャツはプー…
センスの塊っすね♪ヽ(´▽`)/
てかどこで売ってたん…
そもそもなんでそれ買ったん…
所々穴が開いていて着古した感があることからお気に入りの一枚であることが伺える…。
色々特定されやす過ぎるやろ…
いや~…
泥棒向いてないで自分…
それとも小さい頃にお母さんが買ってくれた思い出の服だとでも言うのか…
もしそれやったらオカン泣くでしかし…
そして騒ぎを聞きつけ続々と起きてきた他のみんなに話を聞くと、まずシオリちゃんが5時過ぎに起きてシャワーを浴びようとした時に、敷地の外からこっちを覗く兄ちゃん(以下プーさん)を目撃していたり、Jさんの部屋や女子ドミを勝手に開けていたりと怪しさ全開…。
皆にそれを指摘されているのにそれでもまだシラを切るプーさん…。
しかもよく見ると靴を履いておらず靴下で徘徊していたプーさん…。
肉球でもお持ちですかな???
はよ諦めれや…。
もしホンマにロン毛に招き入れられたんやったとしても、こんな時間にそんだけ色々物色してる時点で疑われるのは当たり前!!!
おまけに「マイシスター」から「ピジューの友達」そして「ロン毛の日本人」とものの数分の間に証言が翻りまくる…。
バカかコイツ…
初志貫徹という言葉を知らんのか…
ちょっとちゃうか…。
まーえーわ。
とにかくピジューが警察に通報し、最終確認のために起きてきたタケくんに音速で「知らない」と言われいよいよ後がなくなってしまったプーさん。
観念したのか開き直ったのか警察が到着したにも関わらずタバコを吸い始めたりして余裕を演出している職業不定プーさん…。
最後までフテこい態度は変わらず、こちら側からすると憤懣やるかたなかったが、あとはもう警察に任せるしかない。
ところがこの警察もスーパーボンクラで、犯人を捕まえたと言っているのになぜか一人でバイクでやってきたり、犯人が入り口や塀近くをうろついていても取り押さえるそぶりすら見せずに腕組みをしてボケッと他の場所を眺めていたり、出口の鍵を開けっ放しで無線でしゃべったりと迂闊さ加減がハンパない…。
プーさんもプーさんで、あれだけ「ロン毛に招き入れられたんだ!!」とホザいていたクセにちゃっかり乗り越えたフェンスの手前にしっかり靴を揃えて脱いでいたという伝説のアホっぷり…。
どこの世界に招き入れられたのにフェンス手前から靴脱いで建物入るヤツおるねん…。
いくらなんでも言い訳が下手過ぎる…。
ウソがまるでインディア♪ヽ(´▽`)/
笑かすわ…
ふぅ…
そんなお茶目なプーさん…
やっとさこしょっ引かれて行った…。
2ケツかい。
飛び降りたら逃げられるやんけ…。
手伸ばしたら拳銃奪い取られるやんけ…。
手錠ぐらいせーよ…。
プーさんも警察もコントかよ…。
もうツッコミどころ満載…。
けっこう緊迫した事態だったハズなのに喜劇のような幕引きに笑いが巻き起こる!!!
終わってみれば誰も被害に遭わず何事もなくてよかった!!!
奪われたのは睡眠と警察の信頼のみですかな♪ヽ(´▽`)/
何を上手いこと言うとんねん…。
あー疲れた…
寝よう…。
↓を押すと、プーさんのお母さんが説得に。
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