高山病ゲットですかな？？レー♪ヽ(´▽｀)/
8月10日（水）
今テレビで流れているけっこうエロいラブシーンにテレビの前にいる3人の若者が釘付けになっています。
全員揃って口が半開き。
そんなシュールな今日の1曲♪
『思い過ごしの効能』 サンタラ
軽快なリズムでウキウキな曲ですね！！！
タイトルがなんだか小難しいです！！！
「切実な私の悩みは日没と共に持ち越され～～～」
わかんね♪ヽ(´▽｀)/
～～～～～～～～～～～～～～～
12時50分に合わせておいたアラームで目覚める…。
とっくに準備は万端なのであとはオッちゃんを待つのみ。
一応すぐに出発できるように荷物をまとめ、1階の食事スペースで待機。
ところがオッちゃんは1時を過ぎても現れない…。
あらら…
確かバス停集合時間1時半やったよな…。
まー迎えの車の場所はオッちゃんしか知らないので彼を待つ以外の選択肢はないのだが…。
…
1時半…
あらら…
まだけ…？？？
でもオッちゃん直接ドライバーに電話して迎えの時間確認してくれてたしな…。
…
2時…
あらら…
ちょっとおかしくないですかな…？？？
出発2時でしたよねソーリー。
もう過ぎてますけどいかがなもんでしょう…。
いくらインドが時間にルーズなのだとしても定時を過ぎると焦ったりもします…。
2時10分…
ようやくオッちゃん現る！！！！
「おい！！！お前ら！！！起きてるか？？？準備はできてるのか！！！急げ！！！早くしろ！！！！」
ギャグけ？？
とっくにできとるわい！！
ハリーアップと抜かすオッちゃんを尻目に二人のリキシャのドライバーへついて行く。
…
「お前ら！！！なんでこんなに遅かったんだ！！！！！」
と…
怒られる…。
え！！？？？
俺らが？？？
「集合時間は1時半だぞ！！！今もう2時じゃねーかこのアホンダラ！！！！」
怒り心頭…。
いやいや、それは俺らのセリフやで！！！！
さすがに心外だったので半ばムキになって状況を説明する…。
「はいはいわかったわかった…」
聞いてねー♪ヽ(´▽｀)/
てかオッサンが起こしてくれるって言ってたからずっと待ってたとか英語で何て言うねん！！！！！
もうめんどくせー♪ヽ(´▽｀)/
うっとーしーのでお前らのミスだと言いまくっておいた。
そんなアクシデントに見舞われつつバス停に到着！！！
俺らバスは？？？
…
？？？？？？？
全然違うバス♪ヽ(´▽｀)/
？？？？？？
なんか知らんがブレイクダウンがどーたらと言われ、同じような型のバスに押し込まれる…。
席は…
一番後ろ♪ヽ(´▽｀)/
なんでやねん！！！！
ちゃんと席取ったがな！！！！
慌ててドライバーにチケットを見せてももう後ろしか空いてないと言う…。
時刻は2時半…。
不本意ながらも俺らのせいで発車時刻が大幅に遅れている…。
もう交渉の余地はねー…。
しかしよりによって一番後ろかよ…。
しかも4人席の左右の端はすでに兄ちゃんが座っており、俺と聖母の席は2人に挟まれる形のため非常に窮屈…。
おまけに前に席がないため足の踏ん張りが効かずすぐにケツの位置がズレてくるという愉快なオプション付…。
ただでさえ長時間のうえにハイレベルな悪路…。
早くも試練の予感…。
でもまー泣き言を言っても始まらないのでいざスリルドライブへ出発！！！
…
…
…
超悪路♪ヽ(´▽｀)/
もうスゲーのなんのって…
超ガッタガタ♪ヽ(´▽｀)/
夜なのではっきり道は見えないが本当に道があるのかどうかも疑わしくなってくるほどの無舗装地帯！！！
もしかしたら座席次第ではそこまで酷くはなかったのかもしれないが、俺らのシートは衝撃がモロに伝わってくるのでもう目を瞑っているのも不可能なほど脳みそシェイク…。
おまけにドライバーの眠気防止のためか窓の結露防止のためかわからないがクソ寒いのに窓は全開！！！！
俺水着とサンダル♪ヽ(´▽｀)/
超寒い♪ヽ(´▽｀)/
高山病予防に水をたくさん飲めと書いてあったのに寒すぎて小便が近くなってしまうためうかつに水を飲めない…。
眠れない…。
寒い…。
狭い…。
なっかなかっすな～～…。
そんな悪路に悪戦苦闘しながらも順調に進んでいるらしく、夜が白み始めた頃には徐々に茶色の山岳地帯へと突入しつつあるっぽかった。
チベットとの国境付近のため途中何度もパスポートチェックがある。
乗客はなぜかスペイン語圏の人やイスラエルの人が多く、聖母は勉強中のスペイン語を駆使し、ものすごい勢いで友達の輪を広げていた…。
微動だにしない聖母。
しかしとても寒い…。
心なしか手足がシビれておられる…。
ちょっと頭も痛い…。
これって高山病の諸症状ではありませんかな？？？
聖母に呟いてみると、
「たぶん違うと思いますよ。」
と軽く一蹴…。
KAMONE♪ヽ(´▽｀)/
こうなったら深呼吸しつつ窓の外の絶景でも眺めて体力の回復を図ろう…。
…
いや…
まー…
スゲーんやけどどうにもこうにも窓が邪魔…。
本来予約していた座席なら俺かアキミちゃんのどちらかは必ず窓際の席になるので絶景ポイントでは窓を開けてベストポジションで撮影できるハズだったのに…。
ほら…
降りるとこんな感じ！！
パノラマな感じ！！
えー感じ！！
A感じ！！
そうこうしているうちにレーまであと100kmを切っているという看板が目に入る！！！！
よっしゃと油断したのがいけなかったのか、荒野での休憩で究極に頭が痛くなってしまう…。
景色はスゲーのに…。
頭痛を訴えようと聖母の方を見ると彼女は気絶していた…。
けっこう本気で焦る…。
とりあえず深呼吸を繰り返し、水分を取ったことでかなり回復し30分後には何事もなかったように復活していたので一安心。
ところが今度は俺の頭痛に拍車がかかり、最後の休憩でトイレに行った瞬間盛大に戻してしまった…。
超レアな体験にビビッたが一応スッキリしたことでこれまた復活。
高山病やったんかな？？？
こえーなー…。
「私たちは故郷に似たような山が沢山あるから大丈夫なのよ♪」
と豪語していたコロンビア人のステキな夫婦も激しい頭痛を食らっていたようだ…。
アカンやん…。
最後の70kmぐらいは舗装された道に変わり、今までとは打って変わって快適な走行。
予想していたよりも少しだけ早い17時過ぎにレーの町に到着！！！！
合計16時間の悪路の旅は正直一回でこりごりなレベル…。
帰りどないしょ♪ヽ(´▽｀)/
…
まー兎にも角にもようやくやってきたレーの町！！！
バスで一緒だった数人とタクシーをシェアし宿が密集しているというエリアへ向かう。
今はハイシーズンのためなかなか宿が取れないみたいだったが、運よく1軒目で部屋を確保することができた。
乾燥しているが非常に空気の美味しいレー！！！
さっそく探索に行きたい気持ちは山々！！！
が、まだまだ頭痛を引きずっていたので今日はもう早めに寝ることにする…。
明日は早めに起きてチベットな感じを堪能しようではないですか！！！
てかちゃんと治ってるかな…。
酷くなってないことを祈りながら就寝…。
空気が薄いよ…。
↓を押すと、鯨なみの肺活量でセイグッバイ高山病。
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