エレジーオブ満員電車の巻!!パトナ♪ヽ(´▽`)/
7月30日(土)
野良牛が毎日ツボです。
何を考えて町を歩き回っているのかついついニヤけてしまいます。
そんな愉快な今日の1曲♪
『白いカイト』 MY LITTLE LOVER
この曲の雰囲気なぜかベストマッチです♪
小林武史はスゲーっすね!!!
「心の中つないだ恋のタイトロープ渡りたい~~~~」
セブンティーンメモリー♪ヽ(´▽`)/
~~~~~~~~~~~~
10時頃に宿を出てまずはパトナジャンクションという駅へ。
明るくなった町並みは初めて見るインドの都市。
ダッカと同じような感じにも見えるし喧騒はそれ以上にも見える!!!
とにかくゴチャゴチャしていて想像の中のインドと見事にシンクロ!!
信号の無意味感が究極。
駅の構内もいい感じのごった返し具合でナイス。
いったいこの人達はどんなことを考えながら今の時間を過ごしているのか気になるところ。
さて問題のチケット購入。
まずはアキミちゃんのコルカタ行きのチケットを探す。
外国人専用カウンターというのがあるようなので2階へと促される。
その間にバラナシ行きのチケットについてナオトくんがカウンターで尋ねるとどうやらそのまま下で買えるっぽい。
なんでや…。
そして…
さっそく目にすることになる…。
自身も過去何度か経験し、たくさんの人が言っていためちゃくちゃ有名なインド名物…。
WARIKOMI♪ヽ(´▽`)/
他に誰も並んでおらずほんの20秒待てば自分の順番なのにマッハで割り込むの図。
なんのためにレーン作ってあるねん…。
ホンマすげーな…。
ただ今回は受付のオバちゃんが、
「今この兄ちゃんの順番だろーがこのウスラトンカチが!!!」
とブチ切れてくれたらしく、ナオトくんの順番は守られた…。
おぉ…
なんか知らんが嬉しい!!
オバちゃんありがとう♪ヽ(´▽`)/
が、バラナシ行きのチケットは出発5分前のしかなかったので一旦保留にしてアキミちゃんを待つ。
戻ってきた彼女によると結局コルカタ行きのチケットはここでは買えないらしく、一駅隣の『Rejendra Nagar』という駅に向かうことになった。
ここからコルカタまでは10時間以上。
寝台列車で行く彼女に比べてバラナシまでは4時間ちょっとの俺らは若干時間に余裕があるため急いでチケットを取る必要はない。
10分ほどで到着したレジェンドラナガル駅。
ここでも外国人専用の別館に通され2階で係員と交渉。
親切なインド人の兄ちゃんに助けてもらったりしながら無事チケットをゲットできたようだ!!
出発時刻は9時なのでゆっくりできる。
ということで昼ご飯。
アキミちゃんが向かいの道路沿いにある食堂へ買い出しに行ってくれたためその間ちょっとギターの練習。
…
…
歌おう♪ヽ(´▽`)/
インド初のバスキング in パトナやんけ!!!
数分後…
なんじゃこれ♪ヽ(´▽`)/
めちゃめちゃ気色えー感じ♪ヽ(´▽`)/
もうなんだかわからないがとても人が集まってくれるのが面白くて、ほんの2、3曲のつもりがアキミちゃんが戻ってきた後も歌い続け、結局30分ぐらい歌ってしまった。
チップも180ルピーぐらい入っていてとてもナイス!!!
最後にお礼を言って終了してからも物珍しいのか人だかりはなくならず、昼飯を食べている間もずっと周りに人がいて話しかけられまくる…。
さらに不思議なことにナオトくんは大人気でやたら彼の周りに人が集まる…。
これはいったい…。
もみくちゃにされるパーマ。
写真をせがまれまくるパーマ。
パーマに便乗。
「僕なんかめっちゃ人気あるんですけどなんでっスかね~~♪??」
とのぼせあがるパーマに、
「くるくるパーマやからちゃうか?」
とテキトーに答えておく。
ところが…
この後アキミちゃんと別れ、再びパトナジャンクションへ戻りゲットしたバラナシ行きのチケットが5時発だったため職員のオッちゃんの計らいで涼しい事務所で座らせてくれている時にも通行人からやたら注目されるナオトくん…。
あまりに謎過ぎたので職員のオッちゃんに尋ねると、
「お前の頭がくるくるパーマだからだ。」
合っとんのかい。
どないやねん…。
インドでは天然パーマが珍しいのだろうか…。
…
そんな驚きには及ばないが当たり前のように電車が遅れているのもプチサプライズ。
しかも聞く人によって乗る電車の答えが違うという点も事前の情報どおりで笑える。
右のKM229が電車の番号かー…、とか思ってたら距離やった…。
ホーム。
…
しかしインドの電車はスゴイ…。
もうホームに到着した段階から車内のどこにも人が乗り込めそうなスペースは見当たらないのにその電車に乗るために大勢の人が入り口に群がる…。
わずかな降車客の倍以上の乗車客…。
乗車人数制限を超えているであろうことなど一目で分かる…。
当然全員乗り込めるはずもなくホームに取り残される人や両手で入り口の取っ手を掴んで車外に身を乗り出した人までいる…。
にも関わらずそのまま走り出したりする…。
この彼は走り去る間際に超笑顔で、「This is India train!!」と叫んでいた…。
いや…
オモロイんやけどな…。
しかし俺らの電車はどれやねん…。
数本通り過ぎたがバラナシ行きではないのは確かだ…。
いっこうに分からないまま時間だけが過ぎて行く…。
たまりかねてキュウリを買うパーマ。(美味しい)
あれでもないこれでもないと待ち続け、ようやく7時過ぎに目当ての電車が到着!!!!
慌てて乗り込もうにもどこに乗ってよいのやら…。
というかどこにも乗り込める隙がないと言った方が正しい…。
散々迷っているとついに電車が走り出してしまった!!!!
仕方がないので目の前の入り口に飛びつき、後ろから押してもらいながらなんとか二人とも連結部分に乗車成功!!!
…
したのは良いが目の前にはすでに狭いスペースをもれなく使い10人以上の人がダンゴになって寝ているため荷物を置くスペースすらなく、トイレの前で直立不動のまま過ごす羽目になる…。
久しぶりに荷物を担ぎ上げているので肩が割れそう…。
…
う~ん…
スゲー電車やな…。
心底疑問なのがなぜ席数を遥かに上回るチケットを際限なく販売するのか…。
エアコンクラスや寝台車はちゃんと席数が埋まれば完売になるようだが、一番等級が低いジェネラルという席は売り切れにならないみたいで常に満席+通路、入り口、トイレ前まで人がいっぱい…。
まー恐らくチケットを持っていない人も勝手に乗っていると思われるのでこんな状態になるのかもしれないが…。
とはいえいくらなんでもこんな状態を何年もいつまでも続けているのはなぜなのと思わずにはいられない。
旅行で来る分には物見遊山的な感覚でオモシロくはあるし、インドの人からすると特に不満はないのかもしれないが、座席に等級があるぐらいなので皆少なからず快適さを求めているのは間違いないハズ。
それとも快適の許容範囲がとてつもなく広いのかな…。
たぶんそうなのだろう。
そんな事を考えながら乗り込んだ連結部分はどうやらスリーパー車両の手前だったらしく、少し覗いて見ると人口密度がハンパない。
おぉ…
これが寝台列車か…。
ナオトくんに教えてもらった話によると、寝台列車の一番下と真ん中の席は就寝時間になるまでは座席として機能しており、自分以外にも他の乗客が多数座っているという状態が続くのだとか。
そして9時過ぎぐらい(正確な時間は不明)から背もたれを起こすと真ん中のベッドとして使えるようになるらしい。
逆に言うとそれまではどれだけ眠たかろうが座っていなければならないようだ…。(本来のルールは知らない)
下の席など就寝時間を過ぎてもわずかな隙間を見つけては人が座るため、体勢を変えるのも一苦労…。
おまけに二人が逆向きに寝ているシートもあり、一人の足元にもう一人の顔面がある状態で横になっていたりする。
さらにその二人の間のわずかな隙間にまた人が座っていたりするので密着度と熱気がすさまじい…。
一番マシなのは上段の席で最初からベッドみたいになっているため自分の寝場所に他人が座っていることは少なく乗車直後から横になることも可能。
その代わり扇風機の風が当たりにくいというデメリットがありかなり暑そうに見える。
そんな寝台席に加え通路にも足元にもシーツを敷いて寝ている人がたくさんいるので足の踏み場もない。
密着度合いもハンパねー…。
全然関係ないがなぜかシートを体の上にかけて床に寝る人の割合が多い。
汚いのは下やとおもうけどな…。
シートを使う意味合いが違うのかな…。
色々スゲー…。
そんな俺らも入り口付近にほんの少しだけ空いたスペースに荷物を重ねて置くことに成功!!!
荷物さえ置ければ問題はないため一安心!!!
助かった…。
ホッとするパーマ。
すると、その光景を見ていた寝台席の兄ちゃん達が席を詰めてくれて俺らに座るように促してくれている!!!
なんとなく申し訳なかったので遠慮していたが彼らは「いいから座れ!」と招いてくれた…。
英語が堪能な人が何人かいて色々質問攻めにあう。
隣の席の乗客も巻き込みインドの話や日本の話、万国共通のエロい話などでやたら盛り上がる!!!
本来そこの指定席の持ち主であろう人も一緒になって話しまくる!!!
ついにはギターを弾けと言われ眠っている人がいるからと断ると、
「インド人はそんなこと気にしないから歌え!!!」
となる…。
上を向いて歩こうを超小声で。
UKETA♪ヽ(´▽`)/
インドに入ってまだ二日。
まだまだ全然わからないが今のところインド人マジで優しい!!!
立ちっぱなしの苦痛な時間だったはずがとても愉快な空間に早変わり!!!
なんか知らんけどえー感じにオモロイっすな~~♪ヽ(´▽`)/
ただ電車のスピードは鬼のように遅く途中で止まりまくるので予想していた時間よりもかなり遅くなりそう…。
一つ手前の駅に30分止まるとか橋の上で20分止まるとか…。
まー何時間とかいうわけでもないのでえーかな。
一つ手前の駅。
このオッサンは降りてすぐ電車に向かって放尿。
蒸し暑さスチームサウナ級の空間から開放されたのは午前1時。
まだまだ人が多いバラナシの駅に到着!!!
土砂降りの雨の中なんとかオートリキシャへ乗り込んで今日の宿、『サンタナゲストハウス』へ向かう。
ここでもネットで得た情報どおりリキシャの兄ちゃん達は必ず、
「サンタナはメインストリートから遠いぞ!!!」
「サンタナはwi-fiが遅いぞ!!!」
「サンタナは水没したぞ!!!」
などと言ってあの手この手で違う宿に連れて行こうとする…。
今はインターネットがあるので情報がより正確になっているため通用しまへんで…。
ただサンタナは本当に入り組んだ路地にあるため少し歩くらしく、メインストリートの脇で雨宿りをしてからチェックイン…。
汗まみれでベトついた体にシャワーが最高に気持ちいい!!!!!
いや~今日はなかなかインタレスティングな一日でしたな♪ヽ(´▽`)/
もう疲れ果ててしまっていたのですぐに眠る。
明日はガンジス川にでも行ってみようか!!!!
その前に荷物の断捨離やな…。
↓を押すと、再び襲われた体調不良にSay Good Bye。
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