ホンマにイケんのけ?世界一周♪ヽ(´▽`)/

ギャンブル大好き45歳 with ギタ~♪

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こんにちはシルバピヌスのみなさん!!のボゴール♪ヽ(´▽`)/

   

3月17日(木)

 

上半身はダウンだが下半身は薄い半パンのため寒さで目覚める。

ちょうど4時前で、少ししたら電車が速度を緩め始めた。

 

 

あきらかに今までの都市とは違う造りのジャカルタ駅に驚きながら荷物をまとめて下車。

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構内には早朝からすでにたくさんの人が待機しており地べたに寝転がったりしながら時間を潰している…。

 

ボゴール行きの切符を購入するべく一旦外へ。

階段が多いのでなかなか大変…。

 

ボゴールまでは約50km。

 

ジャカルタ発のローカル電車ではチャージ用のカードが必要らしく、切符代と合わせて購入。(10000ルピア+カード代5000ルピア)

 

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電光掲示板には7時半発と書かれていたのになぜか5時過ぎに電車がやってきた…。

ちょっと早いかな…。

 

そのまま電車に乗り込むが、座席はすでに埋まっていたため荷物と共に出口付近で立つ。

 

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早朝のためか思っていたより人は多くなく、快適に進みそうな気がした。

 

が、

 

駅に停車する度に降車する人の3倍ぐらいの数の人が乗車してきてあっという間に車内はパンパンになってしまった…。

 

完全に一人分のスペースを使っている荷物が非常に邪魔で申し訳ない…。

 

途中の大きな駅でたくさんの人が降りたためなんとか座ることができたが、朝の5時でこの状況なら通勤ラッシュ時はいったいどうなるのか…。

 

 

徐々に明るくなり始めた外の景色を眺めているとようやくボゴール駅へ到着!!

 

小さな町との事だが駅は大きい!!

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売店でパンを買ってコーヒー牛乳で流し込んでから外へ出てみると駅周辺はたくさんの人が行き交っており道路も大混雑!!

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高層ビルがあるような都会ではないがローカルの人たちを中心に非常に栄えている!!

 

さっそく地元の友達が送ってくれた情報を元に歩き始める。

IMG_3630rr

 

 

人多っ…。

 

車多っ…

 

歩きにくいったらありゃしない…。

 

 

ボゴール駅から友達が滞在している大学の寮まではアンコットという小さな乗り合いバスを利用して行くようだがこの荷物で果たして大丈夫か…。

 

 

しばらく歩くとアンコット乗り場があり、方角別の番号が書かれたアンコットがめちゃくちゃな体勢でごちゃごちゃに停まっているのが見えた…。

 

まずはバラナンシアンというところに行き3番のアンコットに乗ってララドンという場所を目指す。

 

 

さらに車を乗り換えてカンポスダラム行きのアンコットでカンポスイーペーベーと伝えると連れて行ってくれるのだとか。

 

ちなみにカンポスイーペーベーとはキャンパスIPBのインドネシア読みらしく、ようはIPB大学ということなのだそうだ。

 

インドネシア語はアルファベットをそのままローマ字読みで発音するようで、『ステーション』も『スタシオン』と発音しないと伝わらない…。

 

めんどくせーな…。

 

そしてどうみても荷物が入りそうにない狭いアンコットの入り口を見て出足からつまずきそうな空気が漂いまくっている…。

大丈夫か…。

 

試しにバラナシアン?と尋ねながら数台のアンコットの運転手に声をかけるも全員首を横に振る…。

 

あらら??

なんで??

 

ララドンと言おうがカンポスイーペーベーと言おうが「こいつ何言ってんだ?」的な怪訝な表情で軽くあしらわれる…。

 

おや~…。

 

なぜだ…。

 

ひょっとしてみんなこの荷物見て嫌がってんのか??

 

アンコットは乗り合いバス。

 

恐らく乗客をたくさん乗せてナンボのハズなので俺の荷物を載せてしまうと他の乗客が乗ってこれず商売にならないのではないか…。

 

これだけ断られるということはきっとそういう事なのだろう…。

 

先の事を考え少し暗い気分になりながら歩道に戻る…。

 

 

 

 

するとガードレールに腰をかけていたオッちゃんが話しかけてきた。

インドネシア語なので何を言っているのかサッパリわからなかったが試しにカンポスイーペーベーと言ってみると、オッちゃんは

 

 

 

 

 

「カンポスイーペーベー???それは反対車線だ!!!」

 

 

 

なるほど…

 

そら停まってくれへんわな…。

 

アホけ…?

 

 

オッちゃんは反対車線までついてきてくれて停車していたアンコットの兄ちゃんになにやら交渉してくれている。

 

すると、

 

「おい!!これに乗ってけ!!イーペーベーまで行くぞ!!」

 

うぉ!!

てかこの荷物大丈夫?

 

 

「荷物??問題ない!!」

 

!!

 

入り口付近に備え付けられた椅子を外して荷物を車内に運び入れるのを手伝ってくれたあと、オッちゃんはニヤっと笑って去って行った…。

 

オッちゃんありがと~~~♪ヽ(´▽`)/

 

 

巨大な荷物がスペースの4分の1を占めてしまった車内には俺の他に赤ん坊を連れたオネーチャンが一人だけ。

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そのまま出発してしまったので一人あたりの料金は70000ルピアと高くなってしまったようだが、ボゴールのローカルの町並みを眺めながら乗り換えもなしでIPBまでやってくることができた。

 

ここの通りは小さな商店が立ち並び、主に学生が多く、大学前の商店街といった感じ!!

 

にぎやかで楽しそう♪

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そんな道を奥まで進み、曲がり角の左手に大学内部へと入る小さな門をくぐる!!

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大学はとてもキレイで非常に大きく、歩道にはたくさんの学生が楽しそうに話しながら歩いているのが見える。

 

おぉぉ…

やたら爽やか…。

 

トレンディードラマの舞台かよ…。

 

本当にこんな場所にいるのだろうか…。

 

大学内にはワイファイがあるようなので探して拾い、少し離れた寮に寝泊りしているという友達にラインを送る。

 

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数分後…

 

「おーーーーい!!!!!」

 

 

!!!

 

振り返ると友達が手を振りながら歩いて来ている!!!!

 

おおおおおおおおお!!!!!

 

久しぶりぃぃぃぃーーーーーー!!!!!

 

 

彼はショーヘー!!!

 

中学1年からの友達で、彼は以前彼のお兄さんの仕事の手伝いでインドネシアに来た時にこの大学の寮生達と仲良くなり、勤めていたIT関係の会社を辞めてからは毎年のようにここに来てはしばらく滞在している。

 

今の寮生や遊びにくるOB達とも仲が良く、もちろんインドネシア語は堪能!!

 

旅に出る前に飲みに行った時、

 

「たぶん2月か3月にまたインドネシア行くと思うから、もしタイミング会ったらおいでや!!」

 

 

と言ってくれていて、今回ジャストタイミングで彼がインドネシアに来たので会いに来たという流れ!!

 

挨拶もそこそこに彼が宿泊している学生寮へと連れて行ってもらう。

 

宿泊先のシルバピヌス寮は寮生が自主管理をしている寮で、70人以上の若者が寝食を共にしているらしく、入寮時にオスマンと呼ばれる荒っぽい歓迎の儀式を経ることによってみんな家族の様に仲良くなり、講義がない休憩時間や夕食時もみんなで集まってギターを弾いて歌ったり、スケベな話に花を咲かせたりしているようだ。

 

ショーヘーはもう何度もここへ来ているため、彼らから寮生と同じような扱いを受けていて、ボゴールへ遊びに来た際はいつも空き部屋に泊まり同じように彼らとサッカーをしたりして愉快な時間を過ごし羽を伸ばしているらしい。

 

大学の敷地内の外れの林を抜けると寮が見えてきた。

 

 

到着すると下の椅子に座って話していた数人が一気に、

 

「ヘイ!!ショーヘー!!オハヨー!!!どこ行ってたんだ!??」

 

「日本の友達か??名前はなんていうんだ??」

 

「まー座れよ!!さぁさぁ!!!」

 

めちゃくちゃ笑顔でにぎやかになる!!

 

みんな我先にと自己紹介を始め、イジられキャラをからかって紹介したり英語がしゃべれないコはショーヘーが通訳してくれたりしながら盛り上がる!!

 

IMG_3649rr

 

どうやらここではオスマンの時に全員にあだ名が付けられるらしく、みんなあだ名で呼び合っているようだ。

 

おおぉぉぉ!!!

 

めちゃめちゃフレンドリー!!!

これがインドネシアの大学生か~~~♪

 

事前にショーヘーが俺のことを伝えていたらしいので歌についてやたら聞かれたりする。

IMG_3647インドネシアの伝統的な精力ドリンクを売りに来たオバちゃん。

IMG_3648生姜湯っぽい…。

 

 

話している間にも次々と戻ってくる生徒。

その度に笑顔で名前を名乗っては輪に参加していく彼ら。

 

10数人にまで膨れ上がった輪の中でインドネシア語、英語、日本語で会話を続け、気がつけば2時間近く経っていた…。

 

その間に寮生の一人が俺の部屋を用意してくれたらしく、荷物を運びに行くととてもキレイに掃除もしてくれていて快適そう。

 

わざわざ延長コードも持ってきてくれたりする…。

優しいなおい!!!

 

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IMG_3651ベランダ。

IMG_3652謎の虫を運ぶアリ。

 

 

荷物を置いて身軽になるとそのままショーヘーと学校内にたくさんある店に昼ごはんに行く。

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IMG_3655ショーヘー♪

IMG_3656バクソというスープ。

 

 

めっちゃくちゃ美味い!!!

この肉団子みたいなヤツホンマ美味い♪ヽ(´▽`)/

 

ついでに外へ出て先ほどの通り(バラ)でもう食べないと思っていたエスブアを食べたりする。

 

前回の巨大な氷の話をすると、

 

 

 

 

「え?あれ氷は食べへんで…。ただ冷やしてるだけやと思うけど…。」

 

 

 

 

あー…

 

 

なるほど…

 

どうりでデカ過ぎると思った…。

 

注意して食べるとエスブアはとても美味しかった…。

 

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食後も彼に色々な話を聞きながらゆっくり歩いて寮へと戻ってくる。

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するとなにやら下でざわめきが…。

 

「ショーヘー!!ショーヘー!!日本の女の子が来てるぞ!!!」

 

どうやら彼らの一人が彼のクラスに交換留学生で滞在している女の子を連れてきたらしい。

 

下に降りてみるとそれはもうすごい人だかり…。

 

ショーヘー曰く、この寮に女の子が来ること自体珍しいのに日本人の女の子が来るとかもはや快挙とのこと…。

 

 

女の子を取り囲む寮生達の顔は色めき出しまくっている…。

 

さっそく彼女(チナツちゃん)に自己紹介。

 

 

彼女はもうすでに半年ここにいて、あと半年のちょうど1年間のインドネシア留学の最中らしく、向上心が強い彼女はかなりストイックに勉強しているみたいでもうインドネシア語はショーヘーよりも話せるようだ!!

 

そんな彼女を中心にみんなで話し続けること2時間弱、来週に山登りへ誘われたためオーケーすると彼女は戻っていった。

 

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夕方を過ぎてさらに増えた寮生の数…。

 

聞いた名前が多すぎて一人も覚えられない…。

 

どんな話題でも盛り上がる彼らと話し続けているといつのまにやら9時近くに…。

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晩飯を食べに行こうとすると、やたら男前で英語が堪能な隣の部屋のチャトク(口だけという意味のあだ名らしい)ともう一人の寮生が一緒に行くことになり、さらに下にいた一人がバイクを貸してくれたのでショーヘーと二人乗りでチャトック達について行く。

 

ボゴールの夜はとても涼しく、バイクに乗っていると風がとても気持ちいい!!

 

寮の外をぐるっと回り、またもバラへやってきた。

 

彼らのおススメの店でヤギ肉入りのナシゴレンを食べてみる。

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おおおおおおおお!!!!!!!!

 

うっっっっま!!!!!!!!

 

めちゃくちゃ美味しい!!!!!

 

もう感嘆文でこの表現しか出てけーへんので若干書くのが嫌になっているのにしつこく使ってしまうぐらい美味い!!!

 

野菜炒めみたいな料理もつまませてもらうがそれも美味い!!!

 

どうやらこの店はかなり人気らしく、入れ替わり立ち替わりで常に満席!!

 

これ日本やったら余裕で1000円以上取れるで…。

 

そこまでお腹が減っているワケでもなかったのに音速で完食し、大満足で寮まで戻ってくる。

 

 

もう明日もあの店決定ですな…。

IMG_3673左がチャトク、右のコの名前が未だにわからない…。

 

そこそこ遅い時間なのに人は減ることはなく、今度はみんなでギターを弾いて歌を歌っている。

 

歌ってみろと促されたため俺も歌ったり、ショーヘーも歌ったりする♪

 

てかショーヘー歌上手いな!!!

 

長い付き合いで初めて知ったで…。

 

いつも人前で歌うのが嫌いと言っていたので下手なのかなと思って深く聞かなかったが、地味にギターまで弾ける…。

 

どんなシークレットサービスやねん…。

 

IMG_3674が、歌う曲がいつもバラードなので寮生からは「ショーヘーの歌は暗い!」となじられているらしい。

 

 

色んな曲を歌う彼らと盛り上がっていると一人がアニメの聖闘士聖矢の主題歌を歌いだした!!!

 

ペガサスファンタジー!!!

 

そうさゆ~~め~~だ~~けは~~~♪

 

完璧に弾いている…。

 

どうやらここインドネシアではやはり日本のアニメが有名らしく、クレヨンしんちゃん、ドラえもん、ワンピース、ナルト、キャプテン翼、ハンターハンター、ドラゴンボールなど人気のアニメはほぼ放送されているようで、大体の若者は知っているのだとか…。

 

もちろん漫画大好きの俺はそれだけで大興奮!!

 

さらに親近感が湧く♪

 

 

アニメのパワーと貢献度スゲー…。

 

途中でネットにつなぎに校舎方面へ行き、しばらく経ってから戻るとまだ盛り上がっている…。

 

IMG_3676校舎にいたやたらカワイイ子猫。

 

 

毎日こんな感じらしい。

 

結局12時近くになっても宴は続き、さすがに疲れてきたので部屋へと戻る。

 

 

ここの寮では暗黙の了解でみな部屋にカギはかけず、誰の部屋でも自由に出入りしてもいいという事になっている。

 

オスマンで結束を固めた彼らの間では決して盗みなどの犯罪は起こらないらしい!!

 

 

すばらしい…!!!

 

部屋に向かう時にもチャトクが

 

 

「もうシンは友達だ!もしまたインドネシアに来たらいつでもここに泊まればいい!!」

 

と言ってくれたりした…。

 

優し過ぎる…。

 

二階のベランダでショーヘーと話し、気がつけば2時過ぎ…。

 

続きは明日にして今日はもう眠ることにする。

 

 

インドネシアで友達に会えただけでも嬉しいのに、こんなナイスな場所に連れてきてもらえて超幸運!!!

 

ショーヘーありがとう♪ヽ(´▽`)/

 

 

扇風機なしでも涼しい部屋に蚊取り線香を炊いてふかふかのベッドで眠りに就く…。

 

 

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Shintaro Fujisawa

 - インドネシア